「私の生きざまを見てほしい」 STU48矢野帆夏、ブレない恩返しの思いと目覚めた自覚

ドラフト3期生の4周年イベントではMCとして後輩の記念日に花を添えた【写真:(C)STU】
ドラフト3期生の4周年イベントではMCとして後輩の記念日に花を添えた【写真:(C)STU】

根底にある地元への恩返しは「STU48にいる限り変わらない」

 STU48は初代キャプテンで、1期生の岡田奈々が3月18日のラストコンサートをもって兼任解除となることが決まった。グループにとっては新たな歴史を刻んでいくときを迎え、矢野を含めたメンバーそれぞれにもさらなる自覚と成長が求められる。

「奈々さんがSTU48からいなくなってしまう実感が正直まだないです。『兼任解除になっても、ほのたんが頑張りたいことを見ているし、何かあったら相談してね』と言ってくださいました。22年はキャプテンのみちゅ、副キャプテンのふくちゃん(福田朱里)を支えていきながら、みんなでSTU48のことをもっと知ってもらえるような活動をたくさんしたいです」

 2月には矢野がリーダーとなり、2期生も加わった新生「MiKER!」の公演も控えており、これまでとはまた違った一面を見せてくれるに違いない。

「『勝手に!四国観光大使』がツアーをやったのを見て、(ドラフト3期生の)沖(侑果)ちゃんたちが『MiKER!』も公演をやりたいです、と言ってくれていました。『MiKER!』には受験生が2人いるので、今はそれぞれが頑張っていることを応援しながらになりますが、新しい『MiKER!』の始動を楽しみにしていてください」

 矢野がアイドルとしての自分で見てほしい部分、それはブレない“生きざま”だという。

「ずっと、地元に恩返しがしたいという思いでやってきました。『ブレないのが良さだね』と言っていただけるし、STU48にいる限りそこは変わりません。『これまでを超える自分は出てくるのかな』といつも思っているんですけど、2年目、3年目、4年目、5年目と、アイドルとしても人間としても成長できました。私はいいことも、つらいことも、何があっても変わらずに頑張ります。矢野帆夏の生きざまを見ていただけたらうれしいです」

 6年目に突入するSTU48の中心に、グループ愛とメンバー愛にあふれた矢野の姿が間違いなくある。

□矢野帆夏(やの・ほのか)1999年8月6日、広島県出身。STU48 1期生。歌やダンスだけでなく、人情深いキャラクターでもグループを支える中心人物の1人。コンビ「ぽの」を組むドラフト3期生・沖侑果とはお互いの良さを引き出し合う絶妙な関係だが、「みちゅ(今村美月)といるときみたいに、私ともアイドルらしいかわいいことをしてほしい」とリクエスト。ツイートに「いいね」をしてくれる2期生の迫姫華を新規開拓・寵愛予定。

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