国内最難関の筑駒中で入試 抜群の東大合格実績 OB外科医は「ドクターX」のモデルに

「ドクターX」のモデルとなった医師は筑駒卒業生【写真:ENCOUNT編集部】
「ドクターX」のモデルとなった医師は筑駒卒業生【写真:ENCOUNT編集部】

大門未知子のモデルとなった加藤友朗氏も卒業生

 実際に筑駒は地域に開かれた活動も活発で、2007年度から世田谷区との共催、2008年度からは目黒区の後援が加わった「筑駒アカデメイア」を開催している。今年1月には米コロンビア大学で外科教授を務める加藤友朗氏の「Noから始めない生き方」と題した講演会をオンライン配信で行った。

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 加藤氏は63年生まれで筑駒中高を卒業後、東大薬学部、阪大医学部を卒業。渡米後は移植外科医として活躍している。この加藤氏こそが、テレビ朝日系人気ドラマ「ドクターX」の主人公・大門未知子(米倉涼子)の実在のモデルとなった人物なのだ。講演概要では「加藤氏のもとには、他院で切除不能と言われた患者たちが世界中から集まります。そんな加藤氏に、現在の立場にたどり着いた経緯、後輩へのメッセージをお話しいただきます」と紹介されている。

駅の反対側に広がる東大駒場キャンパス【写真:ENCOUNT編集部】
駅の反対側に広がる東大駒場キャンパス【写真:ENCOUNT編集部】

 筑駒高の昨年の大学合格者数では東大理科三類に14人、東京医科歯科大に11人、慶応医学部に20人(いずれも既卒者含む)という実績を残している。最寄りの京王井の頭線駒場東大前駅のすぐ北側には東大駒場キャンパスが広がっており筑駒から歩いて10分足らず。文字通り東大に最も“失敗しない”進学校と言えそうだ。

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