ロンブー淳、自分は「芸人ではない」 タレント・司会・会社経営など「なんでもやりたい」

お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳が1日、都内で行われた「Rethinkアワード2022」表彰式に出席した。同アワードで人部門を受賞した淳は「アワードの司会はするけど、表彰はされてこなかった人生。緊張しています」と恐縮しながらも喜んだ。

「Rethinkアワード2022」表彰式に出席した田村淳【写真:ENCOUNT編集部】
「Rethinkアワード2022」表彰式に出席した田村淳【写真:ENCOUNT編集部】

2021年3月に47歳で慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科を修了

 お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳が1日、都内で行われた「Rethinkアワード2022」表彰式に出席した。同アワードで人部門を受賞した淳は「アワードの司会はするけど、表彰はされてこなかった人生。緊張しています」と恐縮しながらも喜んだ。

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 同アワードは、今までの視点を変えた取り組みによって社会に影響を与えた「人」「企業」「自治体」を顕彰する賞。淳は2021年3月に47歳で慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科を修了し、「さまざまな視点で物事を考える先駆者である」ことが選定理由とされた。淳は「賞はなんでももらいたい。内容も含めてうれしかった」と胸を張った。

 20年8月に他界した母が残した遺書をきっかけに、自身も娘に遺書を書いたという淳。「他人のために書くものだと思っていたけど、意外と自分に響く。自分がこうありたいと向き合う時間になった。みんなが(遺書を)タブー視するけど、みんなが手に取ってみると、何か気付きがあるんじゃないかというのが大学院に行こうと思ったきっかけ」とし、慶大大学院に進んだ理由を明かした。

 研究の末、「気軽に遺書を残すためには」と考えた淳は遺書動画サービス「ITAKOTO」を運営する「株式会社itakoto」も設立するなど活動の幅を広げている。「『職業はなんですか』と聞かれると、面倒なんで『タレントです』と答えているけど、芸人ではないと思う」と告白。「僕の定義では、舞台の上でネタをやっているのが芸人。その定義から外れている」とし、「でもテレビタレントだけをやりたいと思ってきているわけではないので、職業欄には『自由業』と書くようにしています。なんでもやりたい。職業というカテゴリにこだわっていない」と自身の考えを明かしていた。

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