夏帆「30代に向けてターニングポイントになった作品」“禁断ラブストーリー”主演映画イベントで吐露

夏帆が主演する映画「Red」(三島有紀子監督)の公開記念舞台あいさつが22日、東京・TOHOシネマズ日本橋で行われ、夏帆、妻夫木聡、柄本佑、間宮祥太朗、三島監督が登壇した。

映画「Red」公開記念舞台あいさつ(左から)三島有紀子監督、柄本佑、夏帆、妻夫木聡、間宮祥太朗
映画「Red」公開記念舞台あいさつ(左から)三島有紀子監督、柄本佑、夏帆、妻夫木聡、間宮祥太朗

映画「Red」舞台あいさつ 妻夫木聡、柄本佑、間宮祥太朗も登壇

 夏帆が主演する映画「Red」(三島有紀子監督)の公開記念舞台あいさつが22日、東京・TOHOシネマズ日本橋で行われ、夏帆、妻夫木聡、柄本佑、間宮祥太朗、三島監督が登壇した。

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 女性の恋愛心理描写を巧みに表現する直木賞作家・島本理生氏が、センセーショナルな表現で新境地を開いた小説の映画化。誰もがうらやむ夫、かわいい娘、“何も問題のない生活”を過ごしていた村主塔子(夏帆)が、10年ぶりに恋人・鞍田秋彦(妻夫木)に再会したことから始まる禁断のラブストーリー。

 男優陣は「監督は、『この2人は宿命だ』と言っていた。この言葉で腑に落ちた」(妻夫木)、「やっちゃいけないこと、我慢しなきゃいけないことはあるけれども、こういう映画を観て、疑似体験することによって、すっきりして、今日も頑張ろうと思える。これは、デトックス映画です(笑)」(柄本)、「塔子がこの人と生きたい、という言葉を聞いた瞬間に、僕は負けたなと思いました」(間宮)などと男性目線で感想を述べた。

 タイプの異なる3人の男を前に、迷い、葛藤するヒロインを演じた夏帆は「三島さんからは、今までに見たことのない顔が見たいとおっしゃっていただいた。そこを出すにはどうしたらいいのだろうかとずっと悩んだ。自分のできる範囲内でお芝居してしまうのは絶対駄目、そこから一歩踏み出すと常に考えていました。自分ができる限りのことは何だって、やってやろうという気持ちでずっと早い現場にいました」と振り返った。

 舞台あいさつでは、妻夫木、柄本、間宮、三島監督がサプライズでバラの花束をプレゼント。4人は少し照れながら「あなたに出会えて、よかった……」と夏帆への“思い”を打ち明けた。夏帆は「ここにいるみなさんとご一緒でき、何よりこの作品と出会えて、本当によかった。私にとって、これからの30代に向けてターニングポイントとなる作品。できないこともたくさんあったんですけど、それでもちゃんと悩む時間を許してもらえたっていうのは本当にありがたかったと思います。これを糧に、またみなさんとご一緒できたら」と感謝していた。

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