名古屋・栄を拠点とするアイドルグループ「SKE48」の高柳明音が22日、都内でトークショーを開催。イベント前には、原宿で開催中の写真展「ちゅりかめら展 IN WONDER PHOTO SHOP」で囲み取材に応じた。

　SKE48の26thシングル「ソーユートコあるよね?」の発売を記念して開催された写真展では、ミュージックビデオ撮影時やジャケット撮影時、取材時の写真など、“ちゅり”の愛称で知られる高柳のカメラで撮影された写真を69点展示。WONDER PHOTO SHOPでの写真展は今回で6回目となり、3月にグループ卒業が決まっている高柳にとってSKE48メンバーとしての最後のリリース発売記念写真展となる。

　囲み取材で高柳は、「SKE48としてはラストになるので、たくさんメンバーのいい写真を撮ろうという気持ちで撮りました。いつもより素の表情も多めだと思います」とラスト写真展の自信を語り、「どれを見ても笑顔になれる写真が多いので、1番が決められません」と笑顔でコメント。

　卒業が迫っていることについては、「楽しみが1番大きくて、(卒業コンサートの)セットリストにかなり携わらせていただいています。演出でしたり、この子とこの曲を歌いたい、ということを会議させていただいていて夢が膨らんでいる感じです」と心境を明かし、同じく卒業を控える松井珠理奈について「残っている唯一の先輩なので見送ってあげたかったという気持ちもあるんですが、卒業コンサートの時は観に行くねって約束しています。おじゅりちゃん(松井)もやりきれるように応援したいです」と想いを述べた。

　囲み取材には、昨年上演された舞台「SKE48版ハムレット」に高柳と“ポロ家”として出演した佐藤佳穂、野島樺乃も参加。2人の写真集をプロデュースするとしたら?という質問には、クロワッサンのスタンプで隠したグラビアオフショットがお馴染みの佐藤については「(本物の)クロワッサンで隠した写真を撮りたい。クロワッサン水着!」、スタイリッシュな野島については「モデルさんっぽいカッコいいのが似合いそうなので、そういうのを撮りたいです」とコメント。佐藤は「ちゅりさんが言うなら!」、野島は「私たちはなんでも従います」と笑顔で応えていた。高柳のメンバー愛が詰まった「ちゅりかめら展 IN WONDER PHOTO SHOP」は、2月24日が最終日となっている。