【インタビュー】武田玲奈、映画「おいしい給食」で教師役「先生の気持ちが初めてわかりました」
モデル、女優として活躍する武田玲奈(22)が、映画「劇場版 おいしい給食 Final Battle」(3月6日公開)で初の教師役を演じた。1984年を舞台に、給食マニアの中学教師、甘利田(市原隼人)が主人公のコメディドラマの劇場版。甘利田と超絶給食バトルを繰り広げる生徒の神野ゴウ(佐藤大志)が、「給食革命」を目指して生徒会選挙の出馬を宣言するというストーリーだ。武田が映画や給食の思い出を語ってくれた。
3月6日公開映画「劇場版 おいしい給食 Final Battle」
モデル、女優として活躍する武田玲奈(22)が、映画「劇場版 おいしい給食 Final Battle」(3月6日公開)で初の教師役を演じた。1984年を舞台に、給食マニアの中学教師、甘利田(市原隼人)が主人公のコメディドラマの劇場版。甘利田と超絶給食バトルを繰り広げる生徒の神野ゴウ(佐藤大志)が、「給食革命」を目指して生徒会選挙の出馬を宣言するというストーリーだ。武田が映画や給食の思い出を語ってくれた。
――教師役は初めてですね。いかがでしたか?
「撮影に入る前までに、高校生役をやっていたので、先生に見えるのかなあって、すごく不安だったんですけれども、撮影していくうちにだんだん慣れてきました。いままで、先生になろうと思ったことはないんですけど、今回経験してみて、生徒との距離を詰めるのは難しいなって思いました。どう接していいか、わからないだろうなぁと先生の気持ちが初めて分かりました」
――役作りはどんな感じでしたか?
「国語教師の役ですけど、三島由紀夫さんの小説『潮騒』(1954年発表)が好きな先生ということだったので、読んでみました。少し前の作品ですけど、すごく面白くて、好きな作品になりました。ほかには80年代がどんな時代だったのかを調べたりしました」
――撮影はどんな感じでしたか?
「19年の夏、埼玉県川越市で、1か月半くらい撮影しました。とても暑かったですね。でも、生徒役の子たちは本物の中学生だったのですが、すごく元気。一緒にバスに乗って東京まで1時間くらいかけて帰るんですけども、ずっと喋っているんですよ。よく眠くならないなと思いましたね。劇場版はドラマでは描かれなかった分があるので、そこが見どころかな。甘利田先生との淡い恋もありますし、神谷君(佐藤大志)の演説や、渡り廊下でのシーンではすごい表情するなぁと思っていました。ずっと一緒に撮影してきたので、すごく成長を感じました」