【RIZIN】扇久保博正、朝倉海撃破で優勝! 過酷な1日2試合、ダークホースがV候補を連破

扇久保博正(パラエストラ松戸)が朝倉海(トライフォース赤坂)を破り、優勝を飾った。

RIZINバンタム級トーナメントで優勝した扇久保博正(左)【写真:山口比佐夫】
RIZINバンタム級トーナメントで優勝した扇久保博正(左)【写真:山口比佐夫】

「Yogibo presents RIZIN.33」第16試合

格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN.33」(2021年12月31日、さいたまスーパーアリーナ)RIZIN JAPAN GP2021バンタム級トーナメント決勝(61キロ、5分×3R)

 扇久保博正(パラエストラ松戸)が朝倉海(トライフォース赤坂)を3-0の判定で破り、優勝を飾った。

 扇久保が序盤から主導権を握った。海の打撃を巧みにかいくぐり、逆に効果的に打撃を当てていく。そして相手のスタミナを削り、最後までペースを握り続けた。

 両者は2020年8月の「RIZIN.23」のRIZINバンタム級王座決定戦で対戦。当時は朝倉が1RでTKO勝ちを飾っている。以来、1年4か月ぶりの再戦でリベンジに成功。下馬評は決して高くなかった扇久保が半年間に及ぶバンタム級トーナメントを制した。

 扇久保はこの日の第3試合で優勝候補の井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)に3-0の判定勝ちを収めていた。

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