【RIZIN】朝倉未来は「パワーがついている」 リベンジ許した斎藤裕「先にもらってしまった」

斎藤裕(パラエストラ小岩)は朝倉未来(トライフォース赤坂)に0-3の判定負けを喫した。試合後の会見では悔しさをにじませながらも、朝倉を称えた。

朝倉未来と熱戦を繰り広げた斎藤裕(左)【写真:山口比佐夫】
朝倉未来と熱戦を繰り広げた斎藤裕(左)【写真:山口比佐夫】

「Yogibo presents RIZIN.33」第14試合

 斎藤裕(パラエストラ小岩)は朝倉未来(トライフォース赤坂)に0-3の判定負けを喫した。試合後の会見では悔しさをにじませながらも、朝倉を称えた。

 意地と意地がぶつかりあった好ファイトだった。しかし2R、先にクリーンヒットをもらったのは斎藤。鼻から激しい出血。3Rも一歩も引かなかったが、軍配は朝倉に上がった。

 試合後の会見。「負けたなぁという感じ。先にもらってしまったので、それは自分が悪いなと」と悔しさを隠し、淡々と振り返った。

 405日前には勝利していた相手との再戦。この日の印象を問われると、「全体的にパワーがついている。自分がいい組み手をとってもコントロールできなかったりした」と朝倉の肉体面でのパワーアップを感じたようだ。

 会場は3万人のファンで埋まった。コロナ禍、本来、声を出すことは望ましくないが、興奮した観客からは斎藤へのコールもあった。「すごく感じました。今回、3万人ですか? たくさん集まってくださって、入場の時に声援もあって、ただただ感謝しかないです」と頭を下げた。

 今後については「少し休みたいと思います」。朝倉とは1勝1敗で、3戦目の期待もあるが、「どういった戦いを続けていくかも大事、どうなんですかね。グランプリ? 過酷ですよね。フェザー級の選手みんなキャラたっているので、盛り上がるとは思うんですけど、この悔しさは忘れたくない」と話すにとどめた。

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