解説が話題のくるみ、朝倉兄弟でも天心でもない「すごい試合になる」と最注目のカードは?

大みそかの格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN.33」(さいたまスーパーアリーナ)は31日、いよいよゴングが鳴る。来年ボクシングに転向する那須川天心のRIZIN卒業試合や、RIZINバンタム級トーナメント、“キングカズ”三浦知良の次男・三浦孝太のデビュー戦など2021年の最後を飾るにふさわしいカードが出そろった。いったい、大みそかの主役は誰なのか。試合のみどころ、ポイントをRIZINアンバサダーでタレントのくるみが語った。

RIZINアンバサダーを務めるくるみ【写真:山口比佐夫】
RIZINアンバサダーを務めるくるみ【写真:山口比佐夫】

試合内容だけじゃない 天心の注目は入場

 大みそかの格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN.33」(さいたまスーパーアリーナ)は31日、いよいよゴングが鳴る。来年ボクシングに転向する那須川天心のRIZIN卒業試合や、RIZINバンタム級トーナメント、“キングカズ”三浦知良の次男・三浦孝太のデビュー戦など2021年の最後を飾るにふさわしいカードが出そろった。いったい、大みそかの主役は誰なのか。試合のみどころ、ポイントをRIZINアンバサダーでタレントのくるみが語った。

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 まずは那須川VS五味隆典の一戦だ。来年6月の武尊戦後にボクシングに転向する那須川にとって、RIZINでのラストマッチとなる。

 くるみは「対戦相手の人も相当プレッシャー」と話しつつ、試合前から目が離せないと語る。

「天心選手の最後の試合。試合もそうなんですけど、入場がお祭り感があるんです。天心選手が出てくると、会場もみんなワッてなる。あれがRIZINで見れるの最後かって思うと、すごいさみしいですし、まだまだ見たい気持ちがあります。天心選手のあんなに華々しい入場は中々ないので、大みそかは特別感がありますね。ぜひ見てほしいです」

 もちろん、試合内容にも期待が膨らむ。

「判定とかじゃなくて、決着がつく試合が一番終わり方としてきれいなんじゃないかなと思います。最後の最後で競ったりすると、また完全決着が見たいということになってしまうので、申し分ないような試合になったらいいなと思います。たぶん、天心選手はそういう試合をすると思います」と力を込めた。

 続いては、準決勝で朝倉海VS瀧澤謙太、井上直樹VS扇久保博正、決勝でその勝者が争うRIZINバンタム級トーナメントだ。

「最初の準決勝がどうなるか分からないですけど、決勝は海選手と井上選手じゃないかという声が多いですよね。トーナメントやる前から2人の試合が見たいという声も結構多かったように思います。いざ決勝で実現したらファンの人にとっては待望の試合です。でも、トーナメントなので、何が起こるか分からない。瀧澤選手みたいに対戦相手によって戦術を変えて上がってきている選手もいるので、本当に結果が見えないですよね。海選手は人気の選手。1日に2回見れるってないんですよ。そういう面で言うと、特別感がありますね。井上選手も底がまだ見えない選手。今度の大会で底が少しでも見れるかなって楽しみです。それと扇久保選手が会見で、5年前、UFCに自分は行けなくて、その代わりに井上選手が行ったっておっしゃってて、どんどんストーリーが浮かび上がってきたというか、そこは全然知らなかったので、より一層興味深い一戦になると思います」

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