【SUPER RICH】それぞれの“スーパーリッチ”に安堵の声「みんな幸せに終わってよかった」

木曜劇場「SUPER RICH」(フジテレビ系、毎週木曜、夜10時)の最終話が23日に放送された。衛(江口のりこ)は、聡美(松嶋菜々子)から「MEDIA」社が「スリースターブックス」をTOB(敵対的買収)すること、空(町田啓太)を衛の代わりにCEOにすることを告げられる。会社を守るため、衛と優(赤楚衛二)は奔走する。

江口のりこ【写真:荒川祐史】
江口のりこ【写真:荒川祐史】

23日に最終回 「衛さんの下で働いてみたい」の声も

 木曜劇場「SUPER RICH」(フジテレビ系、毎週木曜、夜10時)の最終話が23日に放送された。衛(江口のりこ)は、聡美(松嶋菜々子)から「MEDIA」社が「スリースターブックス」をTOB(敵対的買収)すること、空(町田啓太)を衛の代わりにCEOにすることを告げられる。会社を守るため、衛と優(赤楚衛二)は奔走する。

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(以下、ドラマの内容に関する記載があります)

 空は「自分もやりたいことをやってみたくなった」と言う。衛は今吉(中村ゆり)、東海林(矢本悠馬)、鮫島(菅野莉央)を集め、事情を説明。空が2年前からヘッドハンティングを受けていたことや、「MEDIA」が欲しいのは「スリースターブックス」が持つ作品と作家のライセンスだけで、空以外の社員が不要になることを打ち明け、潤沢な資金でTOBを仕掛けてくる「MEDIA」に対抗するために、ホワイトナイトを探す必要があると言う。また、空は会社を守るために誘いを受けるふりをして聡美に接近し、TOBを防ごうとしていることも明らかになった。

 一方、優は海外に出向いてさまざまな企業に事情を説明するが、こちらもいい返事をもらうことができずにいた。手詰まりになったように思えたが、衛は最後の手段として聡美に直接会いに行く。衛はCEOから退くこと、空をトップに据えて社員たちの雇用を守ることを条件に、自身の持ち株(40%)を手放すと宣言。聡美に友好的な買収を求め、その社内調整のために1か月欲しいと頼む。

 1か月後、衛はCEOを降りて会社を去るが、この猶予期間中に新会社を設立。「スリースターブックス」が抱える作家たちの権利関係や契約を見直し、「MEDIA」が手出しできないように先手を打っていた。聡美は衛に「完敗だ」と言い、「MEDIA」を退職することを告げる。「十分稼いだ」「これからはやりたいことをやりたい場所でやりたい」という聡美は「私が本当のスーパーリッチだもの」と笑う。

 衛は新会社「TSBクリエイティブ」を立て直し、空はその資金運営を担う関連会社のCEOに就任。優の実家は古書をデータ化する仕事を軌道に乗せ、徐々に借金を返せるまでに持ち直し、優は大学受験を目指し予備校に通う毎日を送っていた。大学に合格することができたら旅行に行こうと提案する優に、衛は「あなたがいたらどこでもいい」とほほ笑みかけ、「お金はなんぼあってもいい。お金の心配をせんと楽しくみんなと仕事して、おいしいご飯食べて、ふかふかのベッドで寝る。隣には優くんがいて……」と幸せを噛みしめる。

 空は衛のそばでビジネスを支え続け、リリカ(志田未来)も「自分をちょっと好きになれた」と話すなど、登場人物がそれぞれの“スーパーリッチ”を見つけたように描かれた最終回。SNSには「衛が幸せそうな最終回を見ることができて最高」「みんなそれぞれの『スーパーリッチ』を手に入れたのね」「結局悪い人いなくてみんな幸せに終わってよかった」「宮村くんCEO似合っとる」「衛さんの下で働いてみたい」と続々と書き込まれていた。

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