Prime Videoで配信中の連続ドラマ「No Activity／本日も異状なし」のメイキング映像が22日、解禁された。豪州で大ヒットしたコメディーを日本版としてリメイクした新感覚刑事ドラマ。ハッタリだらけのベテラン刑事・時田信吾（ときた・しんご）と人たらしで刺激を求める今時な新米刑事・椎名遊（しいな・あそぶ）のバディが、麻薬捜査の張り込み中に巻き起こすありえない騒動を描いている。

　メイキング映像では主演俳優の豊川悦司演じる時田と俳優の中村倫也演じる椎名の張り込み現場のほか、捜査現場に指示を出す指令官コンビ・美里（木村佳乃）と阿漓羅（清野菜名）の無線連絡室、犯人グループの諌山（岸谷五朗）と一条（岡山天音）、そして人質となった茉莉（岸井ゆきの）の麻薬取引現場の撮影裏を映し出している。

　撮影現場は活気と笑い声にあふれ、キャストとスタッフが一丸となって本作を作り上げたことがうかがえる。豊川と中村の仲の良さが強い印象を残す一方、無線連絡室では木村と清野が英勉監督と役作りに関して入念に打ち合わせをしている様子が映し出されており、こだわりの詰まったクセの強いキャラクターの誕生の瞬間を垣間見ることができる。

　さらに麻薬取引の現場となる倉庫では岸谷、岡山、岸井の初共演とは思えない見事な掛け合いに現場は笑いの渦に包まれる。ベテラン俳優の豊川と岸谷の出会いの瞬間など本編では絶対に見ることのできない貴重な映像も登場する。

　オールアップを迎えた中村は「こういう仕事がしたくて役者になったんだなと思いました。大人になってもこんなに楽しい仕事をさせてもらってうれしかったです。“2”があったらぜひ室内で!」と現場の笑いを誘いながら続編への意欲を示した。

　豊川も「とても楽しい現場でした。シーズン2があったらぜひ参加したいと思います」と中村と口をそろえて続編への熱い気持ちを披露するなど最後まで息のあったバディぶりを見せた。