前澤友作氏を乗せた宇宙船が地球に帰還 ISS滞在中はYouTube配信も

ZOZO創業者でスタートトゥデイ社長の前澤友作氏が搭乗したソユーズ宇宙船が20日、カザフスタンに着陸。日本人初の民間人宇宙飛行士として、約12日間に及ぶISS(国際宇宙ステーション)滞在を終えた。

宇宙滞在を終えた前澤友作氏【写真:(C)SPACETODAY】
宇宙滞在を終えた前澤友作氏【写真:(C)SPACETODAY】

約12日間のISS滞在中、宇宙空間でさまざまなチャレンジを行ってきた

 ZOZO創業者でスタートトゥデイ社長の前澤友作氏が搭乗したソユーズ宇宙船が20日、カザフスタンに着陸。日本人初の民間人宇宙飛行士として、約12日間に及ぶISS(国際宇宙ステーション)滞在を終えた。

 前澤氏が乗ったソユーズ宇宙船は、エンジン停止後、モジュールを分離。大気圏突入から約3分後にはメインパラシュートが開き、午後12時13分ごろ(日本時間)カザフスタンに着陸した。

 前澤氏は今月8日、ソユーズ宇宙船でカザフスタンのバイコヌール宇宙基地を出発。ISSとドッキング後は、宇宙から撮った地球の映像をYouTubeチャンネルで配信したり、無重力空間ならではのトイレや歯磨きの事情を紹介したり、宇宙からの“お金贈り”を実現するなど、さまざまなチャレンジを行ってきた。

 民間人のISS滞在は日本人としては初で、世界でも10人目。日本人の商業宇宙飛行としては、秋山豊寛氏以来31年ぶり2人目となった。

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