「ウルトラマントリガー」坂本浩一監督が語る制作秘話 「最高のチームとの半年間だった」
現在、絶賛放送中の「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」(毎週土曜午前9時からテレビ東京系で放送中)。12月8日には主人公であるマナカ ケンゴ役を演じる寺坂頼我の写真集「寺坂 頼我/マナカ ケンゴ From ウルトラマントリガー」(UNIVERSAL MUSIC JAPAN)が発売された。今後、クライマックスに向け、物語はどう展開していくのか。メイン監督である坂本浩一監督にここまでの制作秘話と、最終回へ向けた見どころなどを聞いた。
クライマックス近づく 全25話「最高のチームとの半年間」
現在、絶賛放送中の「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」(毎週土曜午前9時からテレビ東京系で放送中)。12月8日には主人公であるマナカ ケンゴ役を演じる寺坂頼我の写真集「寺坂 頼我/マナカ ケンゴ From ウルトラマントリガー」(UNIVERSAL MUSIC JAPAN)が発売された。今後、クライマックスに向け、物語はどう展開していくのか。メイン監督である坂本浩一監督にここまでの制作秘話と、最終回へ向けた見どころなどを聞いた。(取材・文=“Show”大谷泰顕)
「『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』(以下、「トリガー」)は全25話の作品で撮影期間は約半年です。他の特撮系ドラマの撮影では1年間に及ぶ、という場合もあるので、それに比べると短く感じますね。ただ、短い中でも気の合った、最高のチームとの半年間だったと思います」
「ウルトラマン」はもちろん、「パワーレンジャー」「仮面ライダー」「スーパー戦隊」と数多くの著名な作品を監督した坂本監督がそう語るのだから、いかに「トリガー」の現場が円滑に進んでいたのかが分かる。
「本当にあっという間でしたね。この前、(主人公・マナカ ケンゴ役の)寺坂頼我の写真集『寺坂頼我/マナカ ケンゴ From ウルトラマントリガー 』の取材で彼と対談しましたが、その時にも同じ話題で盛り上がりました」
とはいえ今作は、通常とは違ってコロナ禍での撮影だったため、これまでにない大変さがあったことが想像できる。
「撮影する時は感染症対策をしっかりとして、細心の注意を払って臨むので、いつも以上に緊張感はありました。コロナ禍以前は撮影の前後で食事をしたり、いろいろと話をすることもできましたが、去年からはそれができないので、寂しかったというのはありましたね。せっかくのいいチームなので、すごく残念でした。やっぱりみんな、良い作品を作ろうという意識が強かったので。キャストもそうだし、スタッフもそうでした。その中でいろいろとチャレンジもできたし、すごく楽しかったですね。非常に濃厚な、楽しい期間でした」
そういう意識や楽しんでいる雰囲気は絶対に画面に出るに違いない。
「出ると思います(キッパリ)。自分で作っているけど、完成した作品を見ると、楽しいですから(笑)」