歌手40周年の松本伊代、30年ぶり新録作品から「ラブ・ミー・テンダー」を先行配信

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ENCOUNT編集部

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歌手デビュー40周年を迎えた松本伊代が1日、新たにレコーディングしたセカンドシングル「ラブ・ミー・テンダー」（1982年）とカップリングの「虹色のファンタジー」の2曲を配信リリースした。

アルバムには未発表曲「イエスタデイ・ワンス・モア」も収録

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　1981年10月21日に「センチメンタル・ジャーニー」で歌手デビューし、「花の82年組」の代表的存在として当時史上最年少の日本武道館公演を成功させるなど、トップアイドルとして活躍してきた松本。近年は理想の夫婦として注目されるなど、多方面で話題を提供している。

　そんな松本の歌手デビュー40周年を記念して22日に全曲新録によるアルバム「トレジャー・ヴォイス “40th Anniversary Song Book” Dedicated to Kyohei Tsutsumi」をリリースする。全曲ニューレコーディングによるアルバムは、91年にリリースした「MARIAGE～もう若くはないから」以来、実に30年ぶりとなる。

　収録曲はすべて昨年10月7日に亡くなった筒美京平氏の作品で構成。「センチメンタル・ジャーニー」、「ラブ・ミー・テンダー」、「虹色のファンタジー」、「ビリーヴ」、「ポニーテイルは結ばない」といった自身の楽曲5曲をオリジナルの音源を使用したニューボーカルでセルフリメイク。さらに筒美氏への敬意を込めて、「くれないホテル」（オリジナル：西田佐知子）、「真夏の出来事」（オリジナル：平山三紀）、「あなたがいたから僕がいた」（オリジナル：郷ひろみ）、「シンデレラ・ハネムーン」（オリジナル：岩崎宏美）のカバー曲も収録。

　加えて75年ごろ、ビクターのディレクターが預かっていた未使用のメロディーがあり、たまたまリリースの機会を逃していた「イエスタデイ・ワンス・モア」を松本伊代の40周年記念曲として特別にレコーディング。作詞は湯川れい子、編曲は船山基紀と筒美メロディを知り尽くした作家陣が脇を固めた。

　筒美氏が生前、松本について語っていたメッセージからアルバムタイトルが付けられたという。

「はっきり言って美声ではないが、実にユニークな響きのある声、ちょっと甘えっぽく、少年的でもある伊代さんの声が私は大好きです。『真夏の出来事』を唄った平山三紀の低くブツブツ切れる様な声、少年時代の郷ひろみの妙に鼻に抜ける声と共に私の好きな三大ヴォイスのひとつです。」（2004年発売「松本伊代BOX」ライナーより抜粋）

　同時にリリースされる生産限定盤には、80年代当時の日本テレビ番組での歌唱シーンを収めたスペシャルDVDが初商品化。ブックレットには、松本伊代からの最新メッセージに加えて、船山基紀とのスペシャル対談が収められている。

生産限定盤スペシャルDVD収録内容

日本テレビ番組歌唱集（約48分収録）　※すべて初商品化
「センチメンタル・ジャーニー」（81年11月16日「ザ・トップテン」）
「センチメンタル・ジャーニー」（81年12月14日「ザ・トップテン）
「センチメンタル・ジャーニー」（81年12月21日「ザ・トップテン」）
「センチメンタル・ジャーニー」（82年1月18日「ザ・トップテン」）
「ラブ・ミー・テンダー（82年3月5日「カックラキン大放送!!」）
「抱きしめたい」（82年11月29日「ザ・トップテン」）
「抱きしめたい」（82年12月6日「ザ・トップテン」）
「抱きしめたい」（82年12月12日「新・スター誕生！」）
「チャイニーズ・キッス」（83年2月25日「カックラキン大放送!!」）
「チャイニーズ・キッス」（83年4月15日「カックラキン大放送!!」）
「チャイニーズ・キッス」（83年4月29日「カックラキン大放送!!」）
「太陽がいっぱい」（83年7月29日「カックラキン大放送!!」）
「恋のバイオリズム」（83年10月14日「カックラキン大放送!!」）
「時に愛は」（83年11月13日「スーパー・ジョッキー」）
「時に愛は」（83年11月18日「カックラキン大放送!!」）
「恋のKNOW-HOW」（84年3月16日「カックラキン大放送!!」）
「流れ星が好き」（84年5月4日「カックラキン大放送!!」）
「シャイネス・ボーイ」（84年10月26日「カックラキン大放送!!」）
「ビリーヴ」（84年12月7日「カックラキン大放送!!」）
「あなたに帰りたい」（85年3月1日「カックラキン大放送!!」）
「月下美人」（85年10月25日「カックラキン大放送!!）
「Last Kissは頬にして」（86年3月10日「ザ・トップテン」）
ボーナス映像
Music Video「センチメンタル・ジャーニー」（40th Anniversary Version）