元SKE48野島樺乃率いるet-アンド- コロナ禍デビューで感じた「世界に発信できる喜び」

デビューミニアルバム「toi et moi」のジャケット写真【写真:(C)2021 Zest, Inc.】
デビューミニアルバム「toi et moi」のジャケット写真【写真:(C)2021 Zest, Inc.】

メンバー全員が2000年代生まれ「同年代に響くような歌をうたっていきたい」

――ミニアルバム「toi et moi」のコンセプトは。

栗本「それぞれの個性が出ている楽曲が収録されています。歌声だけではなく曲調なども、1曲1曲で個性が出ているので、et-アンド-の名刺代わりになる1枚です」

――それぞれ、特に思い入れのある楽曲を教えてください。

モラレス「『Blue bird』は、ラップが難しくて、特に力を入れて歌った曲なので、たくさん聞いていただきたいです。レコーディングを終えてから、マンスリーライブの練習を始めたので、今の方がパワーアップしていると実感しています。ライブでも聞いていただきたい1曲です」

野島「『Eenie, meenie, miney(エニー・ミニー・マイニー)』は、THE夏曲、ガールズグループのポップな歌となっています。友人からも好評で、たくさんの方に好きと言っていただいた曲で、自分もより好きになったというか、配信リリースされた当初よりも思い入れの深くなった楽曲ですね」

栗本「3曲目に収録されている『#tokyo(ハッシュタグ・トーキョー)』は、デビューシングルということもありますし、メンバー一人一人の個性が出ている楽曲だと思います。私のセリフとハイトーンボイスが定着している中で、この曲で初めて、その2つに挑戦したので特に気に入っています」

山崎「4曲目の『Matryoshka(マトリョーシカ)』は、曲の世界観が独特で頭に残る曲で印象的でした。サビの部分は、ロシア語の歌詞を繰り返していて、聞き終わったあとも、脳内でリピートされる楽曲になるのではないかと思っています。ロシア語の歌詞が入った楽曲というのも珍しいですよね」

――今後、どんなグループを目指していくのでしょうか。

野島「曲調がよいだけではなく、歌詞に共感できることがあったり、響く言葉があったり、メンバー全員が2000年代生まれなので、同年代に響くような歌をうたっていきたいと思っています」

モラレス「どこにいても唯一無二の存在でありたいので、et-アンド-にしか作れない楽曲をみんなで作り上げていきたいです」

山﨑「ミュージックビデオは、海外の方からも反響をいただいていて、今の時代、配信で全世界に観ていただけるので、動画や配信で世界にet-アンド-が広がっていってほしいです」

栗本「グループ名の由来にもあるように、大切な人と大切な人をつなげられるような楽曲を届けていきたいです。みなさんが安堵するような楽曲も届けられるようなグループになりたいと思っています」

――最後に野島さんから、この記事を読んでいるみなさんにメッセージをお願いします。

野島「デビューミニアルバム『toi et moi』は、私たちの名刺代わりになるような1枚になっています。個性豊かな歌声とジャンル問わない曲が収録されていて、一人一人葛藤しながら、試行錯誤して作り上げたミニアルバムなので、1人でも多くの方に届けたい1枚となっています。ぜひ、この『toi et moi』を手に取っていただいて、音楽でつながれたらうれしいです」

□野島樺乃(のじま・かの)2001年9月6日、愛知県出身。SKE48のメンバーとして活動し、19年の「第1回 AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」ではグランプリを獲得。個人の仕事としても歌を中心に活動し、21年6月にSKE48を卒業した。

□栗本優音(くりもと・ゆい)2005年3月29日、東京都出身。小学生のころから数々のミュージカルに出演。歌唱力を磨き、総合エンタメコンテスト「キラチャレ2019」では、歌部門グランプリを獲得した。

□山崎カノン(やまざき・かのん)2000年9月19日、北海道出身。ダンス・ボーカルユニットのメンバーとして活動。18年まで雑誌「RANZUKI」の専属モデルとして活動し、現在も個人の仕事としてはモデルを中心に活動している。

□モラレスきあら、(もられす・きあら)2001年10月5日、香川県出身。小学生のころからモデルとして活躍し、歌やダンスのスキルを磨き、さまざまなイベントに出演。19年ABEMA「今日、好きになりました。」香港編にも出演するなど、幅広く活動している。

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