【電波生活】「ドクターX」米倉涼子の知られざる努力 番組Pが明かす舞台裏「手術シーンに吹き替え一切無し」

米倉涼子の知られざる努力「控室の横でも糸と針でずっと…」

 裏でコツコツという言葉が気になった。

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「ドラマが始まった当初は医療に詳しくないので、ものすごく勉強していました。解説本を一生懸命に読んだり。実際に手術で縫うシーンは、相当に慣れていないと吹き替えの先生がやるのですが、米倉さんは吹き替えが一切ありません。オペシーンを全部自分でやっています。外科医の先生は『相当、練習しないと、器用な人でもあんなにうまくできない』とほめています。相当、努力したと思います。控室の横でも糸と針でずっと練習していました。並大抵の努力じゃないです。先生が『米倉さんなら普通に手術できます』と、オペ技術に驚いていました」

 第7シリーズ後半の見どころも聞いてみた。

「最後は感染症と闘い、まるで戦場でオペをするようなすごみ、みたいなことを未知子にはやってもらいたいと考えています。中園ミホさんは『恋をさせたい』と会見でも話していましたが、いろんな恋はあると思いますが、今まで未知子が見せなかった一つ進んだ信頼関係というか、一つ進んだ感情を持った患者のオペをするお話を作っていくので、それはお楽しみに」

 第8シリーズを期待するファンは多いはず。最後に作品の将来や理想を聞いてみた。

「このシリーズで終わらせようと思っているので、この先を考えていませんが(笑)、『ドクターX』に限らず、私は、その人に毎週会いたいなと思う人を、という思いでドラマを作っています。大門未知子のような人がいてくれたらいいなと、病気の知人が本気で言っているのを聞いた時、こういうドラマが大事だと思ったので、こういう人に会いたい、こういう人にいてほしいと思うキャラクターを作り続けることが、私の中で真摯(しんし)に持っている筋みたいなものですね」

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