飯窪春菜、神VS人類を描いた作品で「涙が出た」 推しは“色素薄い系のキャラ”

「終末のワルキューレ」の推しキャラを告白した【写真:イシイヒデキ】
「終末のワルキューレ」の推しキャラを告白した【写真:イシイヒデキ】

“飯窪にとっての神様”道重さゆみとタイマンでしたいこと

――2.5次元舞台初挑戦となります。

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「漫画やアニメのイメージ通りに演じたいので、役作りというよりかは、すでに存在するキャラクターをどれだけ再現できるか、というのが自分の中の課題です」

――キャラクター像を崩してはいけないというプレッシャーもあると思います。

「例えば、ブリュンヒルデは腕を組んで試合を見守っている姿が印象的で、自分とは違う動きを漫画やアニメで描かれているので、それが正解だと考えています。そこを間違えないように……というプレッシャーはあるので、何度も作品を見直しています」

――たしかにブリュンヒルデは、表情豊かで喜怒哀楽がはっきりとしたキャラクターですよね。

「普段は気品のある女性ですが、テンションが上がると大股を開いたり、動きが大きかったりするので、そのあたりに注意して演じたいと思っています」

――神VS人類のタイマンが描かれた作品ですが、バトルの再現も注目されます。

「私は台本を読んで、こんな演出をするんだ! と期待が膨らみました。今回、ゼウスが3人で1役なので、その入れ替わり方も工夫がされていますし、コミカルなシーンも多くて、飽きることなく最後まで楽しんでいただけると思います」

――今回の舞台では、トールVS呂布奉先、ゼウスVSアダム、ポセイドンVS佐々木小次郎、3つのバトルが繰り広げられます。飯窪さんが特に推しているキャラクターは。

「私はアニメ版を見て、まずアダムに心を掴まれました。人類の父として戦う姿を見て涙が出たので、舞台上でどんな戦いが繰り広げられるか楽しみです。私はアダムのような色素薄い系のキャラクターが好きで、ポセイドンも色素が薄くてカッコいいと思いました。でもポセイドンVS佐々木小次郎を見たときに、普段ならポセイドンに惹かれるのに、それ以上に佐々木小次郎がかっこよすぎたので、このバトルにも注目していただきたいです」

――先日の記者会見では、飯窪さんの神様は道重さゆみさんと話していましたが、もし道重さんとタイマンで何かをするとしたら、どんなことをしたいですか。

「お泊り会をしてゲームしたいです! 道重さんもゲームが好きなので、ゲームをして夜を明かしたいです。かわいいパジャマを着ていただいて、夜通しずっと拝んでいたいですね(笑)」

――最後に、舞台上演へ向けての意気込みとこの記事を読んだ皆さまへメッセージをお願いします。

「原作が900万部を超えた大人気作品の舞台化ということで、みんな気合が入っています。神様と人類が戦っているところなんて舞台でしか見られないことなので、ぜひ、劇場まで足を運んでいただき、神VS人類を劇場で楽しんでいただきたいです。人類側指定席と神側指定席、それぞれ応援席を設けていて、お客様と作り上げる舞台になっていますので、心からお待ちしています」

□飯窪春菜(いいくぼ・はるな)1994年11月7日、東京都出身。2011年にモーニング娘。のオーディションに合格して、10期メンバーとして活動。18年に同グループ、およびハロー!プロジェクトを卒業し、現在は女優、モデルとして活躍している。

舞台のメインビジュアル【写真:(C)「終末のワルキューレ」~The STAGE of Ragnarok~製作委員会】
舞台のメインビジュアル【写真:(C)「終末のワルキューレ」~The STAGE of Ragnarok~製作委員会】

●舞台「『終末のワルキューレ』~The STAGE of Ragnarok~」
https://officeendless.com/sp/ragnarok_stage/
2021年11月27日(土)~12月5日(日)
会場:東京都・こくみん共済 coop ホール スペース・ゼロ

〈キャスト〉
ブリュンヒルデ:飯窪春菜
ゲル:田上真里奈
呂布奉先:郷本直也
アダム:大平峻也
佐々木小次郎:中河内雅貴
トール:山口智也
ゼウス:加藤啓、関本大介(大日本プロレス)、鯨井謙太郎
ポセイドン:相馬圭祐

ヘルメス:佐藤永典
ヘイムダル:永島敬三
アレス:片山浩憲
陳宮:大見拓土
イヴ:新谷姫加
宮本武蔵:田中しげ美
ハラマサ、岡村樹、熊倉功、工藤翔馬、吉浜あずさ、中村哲人

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