家具家電大手のアイリスオーヤマが、自社の2021年ヒット商品ランキングを独自に集計。ホームセンターや家電量販店、ドラッグストア、またインターネット通販などで展開しているさまざまな商品のなかから、コロナ禍で変化したライフスタイル、ワークスタイルで求められているものをランキング形式で紹介した。ランキングは、1か月当たりの平均販売台数や前年比伸び率の高さなどを踏まえ、21年のアイリスオーヤマを代表する商品として独自の基準で選出している。

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　家電部門で1位となったのが「リンサークリーナー　RNS-P10」。ソファやカーペットなど、布製品を水洗いできるクリーナーで、水を吹きかけて汚れを浮かせて、水と一緒に汚れを吸い取れる一品だ。2位は「電気圧力鍋 4.0L　KPC-MA4」。圧力調理で時短＆ほったらかし調理でも本格料理を楽しめる調理家電で、コロナ禍で内食充実を求める人が増えたことや、共働き世帯、子育て世帯から強く支持された。3位は「サーキュレーターアイ DCsilent　KCF-SDS151T」。細かな風量調節と高い静音性を実現したサーキュレーターで、コロナ禍の換気や節電などの需要で、実は冬場も結構売れているという。

　ホーム部門では「ナノエアーマスク　PK-NI7L／PK-NI7S」が1位に。特殊ナノファイバー加工で高い捕集性能と通気性を実現した国産マスクで、今年8月にはマスクの品質や性能に関する公的規格「JIS T9001」に適合。使いやすさへの徹底したこだわりも特長で、中でも長時間装着していても耳が痛くなりにくい、ふんわりやわらかく幅の広い耳ひもが好評だ。2位は「ダイヤモンドコートパンディープラス IH12点セット DCI-S12S」。丈夫で長持ちするフライパン・鍋のセットで、人工ダイヤモンドを細かい粒子状にしてフッ素樹脂コーティングに配合しており、調理の際に食材がこびりつきにくいのが特徴だ。3位は魅せる・隠せる機能性と、ワンルームでも部屋が広く見えるように考えられた省スペース設計が特長の家具「HIROBIROシリーズ。コロナ禍で在宅ワークや巣ごもり生活が続いたことで、住まい環境の改善を求めて購入される人が目立ったという。