6歳から合唱団 多摩美在学中から女優デビュー 26歳が映画で“大役”をつかむまで

野愛という名前には「全てのものを愛せるように、全てのものから愛されるように」という思いが込められている【写真:荒川祐史】
野愛という名前には「全てのものを愛せるように、全てのものから愛されるように」という思いが込められている【写真:荒川祐史】

野愛は本名、両親が「全てのものを愛せるように、全てのものから愛されるように」

「ミュジコフィリア」での出演は今後の自信にもつながった。「私がすてきだなと思う人って、その場に何の違和感もなく、いる人、目の奥に、ちょっとや、そっとじゃ倒れないぞ、という力を持っている人。その人本人の魅力と言ったら、そうなんですけども、そういう魅力が知らない間に出ていたら、いいな。表現というものを仕事にしている以上、結局自分が出てしまう。そこも責任を持たなきゃ、いけないと思います」と言い切る。

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 野愛は、両親が名付けた本名。「全てのものを愛せるように、全てのものから愛されるように、と付けてくれたそうです。壮大ですよね」。川添が目指すのは、まさにその名の通りの人間であり、女優なのだろう。

□川添野愛(かわぞえ・のあ)1995年2月5日、東京都生まれ。6歳から杉並児童合唱団に12年間在籍。2015年、多摩美術大学在学中にWOWOW「贖罪の奏鳴曲」で女優デビュー。出演作に、映画「パパはわるものチャンピオン」(18)、「パーフェクトワールド 君といる奇跡」(18)、ドラマ「限界団地」(18)、「his~恋するつもりなんてなかった~」(19)、舞台「セールスマンの死」(18)、「春のめざめ」(19)などがある。2019年より始動した東京芸術劇場芸術監督の野田秀樹氏による次世代演劇人を育成プロジェクト「東京演劇道場」に参加。現在、第一生命保険「幸せの道~行ってきます」篇と丸源ラーメン「感動肉そば!」篇のCMに出演中。

次のページへ (4/4) 【写真】川添野愛のアザーカット
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