【カムカムエヴリバディ】大和田伸也 朝ドラ出演に「緊張とワクワク」 約40年前はヒロインの相手、今は祖父役

俳優・大和田伸也がこのほど、ヒロインの安子(上白石萌音)の祖父役で出演するNHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜、午前8時)に出演する思いや撮影現場の様子などを明かした。

橘杵太郎を演じる大和田伸也【写真:(C)NHK】
橘杵太郎を演じる大和田伸也【写真:(C)NHK】

NHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で橘杵太郎を熱演

 俳優・大和田伸也がこのほど、ヒロインの安子(上白石萌音)の祖父役で出演するNHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜、午前8時)に出演する思いや撮影現場の様子などを明かした。

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「NHKの“朝ドラ”といえば、約40年前の『藍より青く』にヒロインの相手役で出させていただいて、僕は出征する役だったのですが『助命嘆願(この役を死なせないでほしいという嘆願)』がNHKに届いたそうです。そんな“朝ドラ”に70歳になっても出られることになり、緊張したり、ワクワクしています。しかも、最初はヒロインの相手役でしたが、今回はおじいちゃんの役ですからね(笑)。そういう意味では時代の流れも感じつつ、やっぱりうれしいですね」

 演じるのは御菓子司「たちばな」の初代大将で安子の祖父・橘杵太郎。職人気質で金太や職人たちには厳しいが安子にはあまい設定。

「この時代の和菓子職人ですから、頑固者で厳しい人だと思います。特にお菓子作りには厳しい人なんですが、一歩家庭に入って孫を見ると、あまくなってしまいます。僕には孫はいないですが、息子が2人いて妻もいますので、杵太郎が安子にあまくなる気持ちはよく分かります。仕事を継いでくれる息子の金太に対して、本当だったらもっと厳しくしなければいけないですが、少しうるさいな、というぐらいにしておきたいと思います。日常を生きているんだから、あんまり厳しくなく、怖くないようにしようかなと。僕、怖い顔になるとすごく怖いから(笑)。なるべくソフトに、安心してドラマを見ていただけるように、あんまり僕の怖い面を出さないようにしました(笑)」

 撮影現場では率先して雰囲気を明るくしているようだ。

「現場の雰囲気は良いですね。特にコロナ禍ですから、みんな気をつけて気を張りつつやっていますし、僕もなるべく明るくするようにダジャレを言ったりしています(笑)。また、お芝居の中だけじゃなく普段から、とにかく子役を含めてヒロインがかわいいです。だから現場も楽しい良い雰囲気になっているんだと思います」

 最後は作品への思いを紹介。

「親子三代にわたる物語を、よく企画されたなと思います。ある意味では日本の近代史にもなるんでしょうね。僕たちがいなくなった後々の物語も、現代を投影している内容もあるみたいなので、そういうところも含めてよくできた物語だと思います。展開が早いので、毎日しっかり見ていただきたいです。この時代、おじいちゃんの存在というものが、大きいとは言わないけれど、家族の一本の柱として存在していたんだよと知ってもらえたらと思います。おじいちゃんおばあちゃんがいて、孫の世代までいっしょに生きていく。その楽しさを岡山編では味わってもらいたいです。日本の昔の家族のあり方を見て、ぜひ、毎朝ほっとしてほしいです」

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