女優の川口春奈が28日、都内で行われた主演映画「聖地 X」（11月19日劇場・配信同時公開）完成披露試写会舞台あいさつに登壇。主演の岡田将生、緒形直人、入江悠監督も出席し、撮影の裏話を明かした。

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　同作は、前川知大が主宰する劇団イキウメが上演した同名舞台を映画化したホラー作品。韓国を舞台に、小説家志望の輝夫（岡田）と、結婚生活に愛想をつかした要（川口）の兄妹が、呪われた地「聖地X」に足を踏み入れ、奇妙な現象に巻き込まれていくさまを描く。

　初共演となる岡田について川口は、「私のくだらない話を『うんうん、大丈夫、大丈夫』と聞いてくれた。とっても優しいお兄ちゃんです」と紹介。すると、岡田は「ありがとうございます。ささいなプライベートなことも話してくれて」と照れ笑い。その様子を見ていた緒形は「2人は完全にきょうだいでしたね。川口さんが岡田くんをつついたり。岡田くんも優しいお兄ちゃんでした」と絶賛する一方で、「それと同時に僕も仲良くしたいと思いました」とうらやんでいた。

　また、劇中では犬が登場するそうで、入江監督から「川口さんが犬に急にかまれて、すごい暗くなった。全然しゃべらなくなった」と明かされると、川口は「すごい痛かった。いきなりガブっていかれて、『なんだよ』って思った」と苦笑した。

　イベント終盤には、ツイッターで募集した質問に答えるコーナーが設けられ、「皆さんにとっての聖地は？」という問いに、川口は「どこでもいいです。バカなので。どこでも楽しめてどこでも寝れます」と話し、笑いを誘った。

　最後に「この作品はホラーと言ってますけども、本当にいろんな見方ができる作品になってると思います。あんなに怖い動画から想像もできないような、ちょっとクスッと笑えるのがあったりします」と作品の見どころを伝えた。