24歳・坂東希、E-girls解散で燃え尽き症候群になりたくなかった マイペースで女優業

E-girls時代は多忙なスケジュールながら「休みが本当に怖くて…」と吐露【写真:荒川祐史】
E-girls時代は多忙なスケジュールながら「休みが本当に怖くて…」と吐露【写真:荒川祐史】

華々しく踊るシーンも「センターにいるドヤ感を出してみました(笑)」

 劇中では、ダンスホールのスターとして、大勢のパフォーマーを引き連れ、センターで華々しく踊るシーンも。「グループではセンターで踊ることはあまりなかったんですけど、自信たっぷりに踊って、センターにいるドヤ感を出してみました(笑)。だから、普段の自分とは違った感じですね」。

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 ダンスと演技は通じるものはあるのか。「Flowerは結構、バラードで踊るということがチームカラーではあったと思います。だから、歌詞を大事にしながら、振り付けで伝える部分はあったので、その経験が生かせているかなと思います。でも、ダンスはしっかりそろえるところができたら、あとは自由。だから、独り善がりなところもあるんですが、お芝居は相手があってのことなので、そこは違います」。

 E-girls時代は駆け抜けた、というべき多忙なスケジュールだった。「休みが本当に怖くて、ダンスレッスンに行かなきゃ、旅行に行って、何かインプットしとかなきゃ、と考えていました。コロナの時は家でじっとするしかなかったので、初めて休みだ、と思えました。1年ぐらい前から、ワンちゃんも飼いだして、家にいるのが楽しくなりました。いい具合に転換できていたのかな」。

 今後についても、マイペースで続けていくつもりだ。好きな女優は蒼井優、韓国のペ・ドゥナ。「女優の仕事は、続けていけば、いつかチャンスが来るだろうし、前に仕事した人ともう1回仕事することもあるかもしれない。そんな風に思えて、1つ1つの仕事を大事に、自分がやることをやることにしました。仕事はすぐに来るわけではないですし、自分の頑張り次第。自分の頭の中にないものも、ちゃんと取り入れていろいろ吸収した方が自分のためなのかなと思いますので、何でも挑戦してみたいです」。

 芸能界でのキャリアは今年で10年目。ようやくオンオフの切り替えもでき、自分らしく、芝居での表現にチャレンジを続けていく。

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