赤楚衛二&坂口健太郎主演「ヒル」22年3月スタート 人気漫画が8年の時を経てドラマ化
俳優の赤楚衛二と坂口健太郎が主演する「WOWOWオリジナルドラマ ヒル」が2022年3月から連続ドラマとして、2シーズン構成で放送されることが分かった。
赤楚「ヒルの世界に漬かって」坂口「皆さんに何か伝われば」
俳優の赤楚衛二と坂口健太郎が主演する「WOWOWオリジナルドラマ ヒル」が2022年3月から連続ドラマとして、2シーズン構成で放送されることが分かった。
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ウェブ・アプリで人気を博して話題を呼んだ漫画「ヒル」「ヒル・ツー」(新潮社 バンチコミック)を原作に「WOWOWオリジナルドラマ ヒル」として連ドラ化。Season1を赤楚、Season2は坂口のそれぞれが主演を務める。
今作は、他人になりすましをされた青年が、他人に寄生する不法滞在者“ヒル”の存在を知り、彼らに果敢に立ち向かっていくというストーリー。2シーズン構成としてSeason1とSeason2が、それぞれ6話ずつの全12話で放送される。
赤楚は「原作、台本を読ませていただき、もしかしたら自分の身近にもあるのではないか? と思わせられるようなお話しで、ヒルの生態や法律が、社会のルールに通用しない中での、それぞれのキャラクターたちの人間模様に引き込まれました。僕が演じさせていただく、四宮勇気は父親が殺人犯で、普通の生活に羨望(せんぼう)心を抱きながらも俗世を絶っている人。そんな彼が四宮勇気という名前を奪われ、ヒルの世界に巻き込まれていくのですが、撮影中は苦痛と憤怒が心の中に渦巻く日々でした。日常に潜む陰鬱(うつ)としたヒルの世界に漬かって下さい」とコメント。
坂口も「ユウキを軸にしたシーズン1があり、シーズン2で、まだおぼろげな存在のカラという役をどう表現していくかということを1番に考えました。カラの過去、生きる意思ではなく、方法だけを教えてしまった後悔。カラの中での正義とはなんなのか。どこか身近に感じるヒルという生き方をするカラを通して、皆さんに何か伝わればうれしいなと思います」と語った。
また、原作の今井大輔氏は「ヒルは連載終了から8年もたっていて、今回の映像化は長くこの作品を愛してくださった読者の方々のおかげです。ありがとうございます。それぞれのSeasonで赤楚衛二さんと坂口健太郎さんが主演でのドラマ化なんてうますぎる話、騙されてると思いましたが、本当の話でよかったです。朗らかな印象の赤楚さんと柔らかい印象の坂口さんがそれぞれ陰のあるキャラクターをどう演じるのか楽しみです。このドラマでまたヒルの世界を楽しんでもらえたらうれしいです」と喜んだ。