瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ「STU48」は、20日に7thシングル「ヘタレたちよ」をリリース。AKB48と兼任する岡田奈々は兼任解除により、これが最後の楽曲参加となる。2期生が全員昇格を果たし、STU48第2章へのプロローグとなる新作について、岩田陽菜、甲斐心愛、瀧野由美子、中村舞、福田朱里の5人に聞いた。（取材・文＝小田智史）

――7枚目シングルのタイトル「ヘタレたちよ」を最初に聞いたときの印象は？

瀧野由美子（以下、瀧野）「少し見下しているというか、あおっているようにも見えるかもしれないですが、歌詞の本筋は『君が頑張っているのは知ってるよ、ヘタレだったとしても大丈夫』という応援ソングなので、タイトルと歌詞の印象がまったく違います。タイトルで気になった方は、ぜひ曲も聞いていただきたいです」

岩田陽菜（以下、岩田）「『ヘタレ』というフレーズは、なかなかタイトルや歌詞に使われることはない気がします（笑）。インパクトが大きいぶん、どういうことなんだろうと考えてもらえる曲なのかなと思いました」

甲斐心愛（以下、甲斐）「（9月12日の『STU48 2021夏ツアー 打ち上げ?祭（仮）』で）タイトルだけ発表されて、楽曲の詳細が分からない段階だったので、ファンの方の興味津々な様子を感じられました。タイトルから気になってくれているんだろうなって」

中村舞（以下、中村）「『ヘタレたちよ』というタイトルを聞いて、『どんな曲なの？』『心配なんだけど』というファンの方もいました。実際はエールを届ける曲なので、いい意味でギャップがあったと思います。私たちも一生懸命さを伝えていきたいです」

福田朱里（以下、福田）「私は、『ヘタレたちよ』は自分たちのことを言っているのかなって。（岡田）奈々さんから私たちへの応援歌みたいに感じました。ファンの方がどう捉えてくださっているのか、感想を見るのが楽しみです」