松本まりか主演&内田英治最新作「雨に叫べば」、12月にAmazonプライムビデオで配信が決定

松本まりか「この昭和の撮影現場には男尊女卑、年功序列、コンプラ的にギリギリの怒号も飛び交います」

 今回、配信決定に伴い、ポスタービジュアルが公開。そこには、撮影機材が並ぶ映画の撮影現場に、松本演じる映画監督・花子が、にらみをきかせ、メガホンを握りしめ、ディレクターズチェアで足を組む姿が。そのふてぶてしい眼光は、俳優陣に向けられたものなのか、それとも観客に向けられたものなのか。ただならぬ雰囲気が漂うビジュアルに仕上がっている。

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 内田監督のコメントは以下の通り。

「また作品作りができました。そして題材は『昭和』の映画撮影所。熱烈的であり、一方で多くの問題をはらんでた昭和時代。夢と笑いと怒りと悲しみが同居していた、80年代の撮影現場。夢の場所を駆け抜けた映画人たちを、松本さんはじめ、多くの素晴らしいキャストが演じてくれました。ぜひ見ていただきたいです」

 以下は松本まりかのコメント全文

「私の役はかつての内田監督自身だそうで。それはそれはとても面白い役でした。とにかくイジメられる。こてんぱんにイジメられる。新人で、女監督で、演出が意味不明で、ファッションが気に食わないからと、いじめられていじめられて。映画作りに関わる全ての者たちのプライドがぶつかり合うこの昭和の撮影現場には男尊女卑、年功序列、コンプラ的にギリギリの怒号も飛び交います。監督の手にかかったこの昭和の現場は面白いほど再現され、たちまち活力、生命力、そして笑いにあふれた世界になるのです。舞台裏でどういう風に映画を撮っているのか、映画スタッフたちはどんな会話をして、どんないで立ちなのか、撮影現場の裏側を見られるワクワク感で、ついつい前のめりになって見てしまうと思います。特筆すべきはキャスト陣のお芝居です。正直、たまらないです。すぐにその意味がわかると思います。2021年は初主演を内田組、そして今作と、2作連続で内田監督作品が続いていることにすてきな縁を感じずにはいられません」

 また、本作は配信コンテンツながら、第58回台北金馬映画祭Viva Cinema!(ビバ・シネマ!)部門でワールドプレミア上映、第41回ハワイ国際映画祭Spotlight on Japan(スポットライト・オン・ジャパン)部門で北米プレミア上映が決定した。こうした国際映画祭の正式招待決定からも、内田監督と松本によるコンビへの注目度の高さがうかがえる。

次のページへ (3/3) 【写真】ただならぬ雰囲気が漂う…新人映画監督を演じた松本まりか「雨に叫べば」の最新ビジュアル
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