“Uの末裔”41歳中村大介がRIZIN参戦 朝倉未来との対戦へ意欲「一つずつ勝っていけば」
フェザー級王者・斉藤裕と朝倉未来
「『QUINTET』で(RIZINフェザー級王者の斉藤裕と)肌を合わせまして、フェザー級に落とせばまだいけるかなと思ったので、そういう意味を込めて、チャンピオンまでたどり着きたいと思っております」
中村がそう話していたのが「Yogibo presents RIZIN.31」の会見だったが、改めて斉藤に関する印象をたずねるとこんな言葉が返ってきた。
「勝負強いですよね。極めるところは極めるし。チャンピオンになってからさらに(存在感が)大きくなっていると思うので、そこを目指したいですね。正直、笑われちゃうかもしれないですけど、41歳でマジで本気で思っています」
41歳の挑戦。これに関しては会見の際にも中村はこう答えている。
「格闘技(人生)で一番強いし、まだまだ強くなれる。今は普通に働いている方も大変な時期。だからこそ同世代に元気を与えられる試合をしていきたいと思っています」
そして斉藤がRIZINのチャンピオンに君臨するフェザー級には、もう1人の中心人物がいる。“路上の伝説”朝倉未来である。朝倉効果によって、フェザー級には急速に人材が集まりつつある。中村もその1人になるだろう。
「(未来は)RIZINのエース。すごいと思います」
実は1年ほど前に配信された、中村の師匠・田村潔司のYouTubeチャンネルで「(未来と)試合したら負けます」という動画が配信されたことがある。これを中村に振ると、中村は即座に否定した。
「いや、負けないですよ。やっぱり師匠は強いですよ」
もちろん、話題作りを含めた、田村なりのリップサービスというのが真相に違いないが、ともあれ、もし本当にRIZINのリングで“Uの末裔”と“路上の伝説”が交わるとしたら……。これは楽しみ以外の何者でもない!
「一つずつ勝っていけばやることもあると思う。(未来は)一番有名人なので。ちょっとやってみたいのはありますね」
ちなみに20年にならんとする中村のキャリア上、過去に「対不良」はあったのだろうか?
「(不良に)絡まれたことはないですね(笑)。よかったです。ホントちょっと怖いので(笑)」