女子プロレス界に大型美女コンビが誕生 リング外でも「仲良し」“未知数”ファイト力に可能性
女子プロレス界に大型美女コンビ「VENYU」が誕生。東京女子プロレスの10・9東京・大田区総合体育館「WRESTLE PRINCESS II」大会で角田奈穂、小橋マリカ組を相手に発進する。
朱崇花が海外マットで使用する「VENY」に上福ゆきの「KamiyuのU」を合体させた造語
女子プロレス界に大型美女コンビ「VENYU」が誕生。東京女子プロレスの10・9東京・大田区総合体育館「WRESTLE PRINCESS II」大会で角田奈穂、小橋マリカ組を相手に発進する。
朱崇花が海外マットで使用する「VENY」に、上福ゆきの「KamiyuのU」を合体させた造語だが、スタイリッシュな2人にぴったりなチーム名と言えそうだ。
朱崇花は174センチ、上福は173センチと、昨今の女子マット界では指折りの大型選手の2人が並ぶと壮観。コスチュームも最先端で口八丁手八丁の発信力もある。チーム誕生が決まったばかりで、まだ試合もしていないのに、早くも話題を呼んでいる。
朱崇花は2015年にWAVEでデビュー。19年からはフリーとしてさまざまな団体で活躍している。上福は17年に東京女子プロレスでデビューしており、リング上で交わることはなかった。
ただ、3年前にプライベートな付き合いはスタートしていた。飲食店で偶然、居合わせた朱崇花に上福が話しかけ意気投合。ともに無類のお酒好きとあって、酒席で乾杯を重ねていた。いわゆる「ノミニケーション」はバッチリだ。
この間、上福が会社サイドに「朱崇花の招へい、コンビ結成」を何度も申し入れていたが、なかなか首を縦に振ってもらえなかった。それが、今回ついに上福の希望が通り、朱崇花にオファーしたところ、二つ返事でOK。待望のVENYU誕生となったもの。
リング外では「仲良し」と口をそろえる2人だが、正直、ファイトでは未知数。流血も辞さず、バチバチファイトを得意とする朱崇花。上福はグラビアアイドルとしても活躍する、いかにも東京女子プロレスの選手。朱崇花は「私が東京女子のファンの人たちに受け入れてもらえるか。2人のファイトがかみ合うのかも心配」と不安を隠さない。
上福も「リング上のリーダーは朱崇花。私が彼女の蹴り、空中弾の邪魔をしてしまわないか。ちょっと怖い」と珍しく弱気だ。
しかも2人ともどちらかと言えばシングルプレーヤー。上福は「6人タッグマッチに参戦していた朱崇花を注目していたら、3対2対1だった。相手チームの3人はスムーズだったけど、朱崇花はチームメイトの2人とは別に1人で闘っていた」と証言する。