朝ドラ「カムカムエヴリバディ」主題歌をAIが担当「頑張ってる人に伝えたい1曲」

2021年度NHK後期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(11月1日スタート)の主題歌をシンガー・ソングライターのAIが担当することが分かった。楽曲名は「アルデバラン」。同ドラマのために制作された。

AI【撮影:内田将二】
AI【撮影:内田将二】

28日放送「うたコン」で上白石萌音の前で初披露

 2021年度NHK後期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(11月1日スタート)の主題歌をシンガー・ソングライターのAIが担当することが分かった。楽曲名は「アルデバラン」。同ドラマのために制作された。

 同ドラマはヒロインが3人登場。女優の上白石萌音、深津絵里、川栄李奈が務める。放送開始に先駆け、上白石出演の28日にNHK総合で放送される「うたコン」にて、AIが披露する。さらに、ドラマの本編映像も初公開される。

 コメントは下記の通り。

○AI
「今回、この『カムカムエヴリバディ』の主題歌をということで、初のNHK連続テレビ小説ってこともあって気合いが入りすぎて、最初はどういう曲にすればいいのか迷いに迷い、やっと出会えた1曲です。『アルデバラン』この曲の作詞作曲は森山直太朗さんです。“笑って笑って”という歌詞がありますがいつもの自分が言う“笑って”じゃなく、今回は一緒に乗り越えていこうっていうメッセージを込めて歌いました。ドラマの主人公の人生と一緒にそして今この時代、いろんなことが起きてるこの時代に頑張ってる人に伝えたい1曲です。どうか届きますように」

○上白石萌音
「この曲の美しい調べは、聴く時々で幸せいっぱいにもどこかさみしげにも聴こえます。物語の中のどんな出来事にもこの曲が寄り添ってくれるということが、本当にうれしく心強いです。曲の中で歌われる『君』に、わたしはいつも娘のるいを重ねてしまいます。歌詞にもある、大切な人の幸せを願う気持ちが、母娘の100年をつなぐのだと思います。この曲のように愛とぬくもりに満ちた作品です。楽しみにお待ちいただけるとうれしいです」

○深津絵里
「いち出演者である私が、AIさん、森山直太朗さん、斎藤ネコさんの作品についてあれこれいうのはおこがましいのですが、ドラマよりドラマでした。心を揺さぶられ、奪われ、満たされました。―笑って笑って愛しい人―この言葉が大好きです」

○川栄李奈
「すべてを包みこんでくれるような優しい歌声とすてきな歌詞に心打たれました。AIさんの歌声には人の心を温かい気持ちにさせてくれるパワーがあり、私自身もいつも元気をもらっています。この歌と共に視聴者のみなさんの心を動かせるよう、より一層頑張ろうと思います。毎朝アルデバランを聞けることを今から楽しみにしています」

○堀之内礼二郎氏(制作統括)
「『100年に渡る物語を作る』。この大きな構想を思い浮かべた時、イメージしたのはどこまでも遠く、深く届く歌でした。宇宙の果てからやってきて、海の底まで届く陽の光のような、あたたかで明るい声。AIさんのことが頭に浮かんだ瞬間から、AIさんのことしか考えられなくなりました。圧倒的な歌唱力、そして世界を良くしようとさまざまな活動を続ける行動力と人間性に、太陽のような存在感を感じました。そしてできあがったのが今回の主題歌です。タイトルの由来は、牡牛座の一等星『アルデバラン』。東の空から現れるとき、昴(プレアデス星団)に続いて登ってくることから、アラビア語で『後に続くもの』という意味の名がつけられたそうです。ヒロインとしての意味、役割を後から続くヒロインが受け取ってつないでいくこの物語に、まさにぴったりの主題歌だと感じています。AIさんが歌う『アルデバラン』と3人のヒロインが紡ぐこの物語の世界に、ぜひカムカムエヴリバディ!」

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