「イノベーティブ大企業ランキング」2021年版発表 トップ3社は前年に続いて強い支持
イノベーションリーダーズサミット(略称:ILS)実行委員会は昨年度に引き続き、経済産業省と共同で、国内のベンチャーキャピタルや大学など約130機関によって選出された有望スタートアップ企業1369社を対象としたアンケート調査を実施。スタートアップとの連携を通じたオープンイノベーションに積極的な大企業の人気ランキング調査「イノベーティブ大企業ランキング」2021年度版の総合上位10社を発表した。
旭化成、SOMPOが大幅にランクアップ
イノベーションリーダーズサミット(略称:ILS)実行委員会は昨年度に引き続き、経済産業省と共同で、国内のベンチャーキャピタルや大学など約130機関によって選出された有望スタートアップ企業1369社を対象としたアンケート調査を実施。スタートアップとの連携を通じたオープンイノベーションに積極的な大企業の人気ランキング調査「イノベーティブ大企業ランキング」2021年度版の総合上位10社を発表した。
今回の調査対象は、過去5年間に開催されたILS(16-21)において、国内外の主力VC(ベンチャーキャピタル)など約130機関で構成されるILSアドバイザリーボードの推薦を受けて、ILSのメインイベントである大企業とスタートアップの新事業協業マッチングプログラム「パワーマッチング」に参加した国内有望スタートアップ全1369社の経営者。21年7月21日から8月6日まで、543社(回答率40%)が回答している。
質問内容は「あなたがオープンイノベーション活動に積極的であると感じる、大企業名を挙げてください(3社以上5社まで)」。
その結果、トップ3のKDDI(得票率6.95%)、トヨタ自動車(得票率5.66%)、ソフトバンク(得票率4.47%)は、前回調査(20年)から引き続き強い支持を集めて上位を堅持した。
惜しくもトップ10入りは逃したものの、旭化成、SOMPO、三井化学、リコー、大阪ガスがトップ20に躍進。中でも旭化成、SOMPOは一昨年より40位以上、大幅にランクアップを果たしている。