小栗旬の父親役に吉田鋼太郎の出演が決定 「本当にうれしく気合いが入りました」

俳優・吉田鋼太郎が10月10日スタートのTBS系日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」(午後9時、初回25分拡大)出演が決定。小栗旬演じる主人公・天海啓示の父、天海衛(あまみ・まもる)役を演じる。

吉田鋼太郎【写真:(C)TBS】
吉田鋼太郎【写真:(C)TBS】

「台本を読み非常に演じがいのある役どころ」と気合

 俳優・吉田鋼太郎が10月10日スタートのTBS系日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」(午後9時、初回25分拡大)出演が決定。小栗旬演じる主人公・天海啓示の父、天海衛(あまみ・まもる)役を演じる。

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 吉田が演じる衛は四国の小さな漁師町の漁師で、漁業長として組合をまとめていた。エルニーニョ現象による海水温度上昇で漁獲量が激減して、自身を含め大半の漁師たちが職を失いかけていた時には、先頭に立って町の役人に交渉するリーダーシップがある人物だ。

 息子・啓示にとって誇れる父親であり、衛にとっても、町の子どもたちのほとんどが漁師を目指す中で人一倍勉学に勤しむ啓示は誰よりも可愛い存在だった。

 今回、吉田が演じる衛は、啓示が官僚を目指すことになったきっかけに大きく関わる人物で、啓示のキャラクターを語る上で切り離すことができない役どころ。物語の中でも重要な意味を持つことになっていく。

【吉田鋼太郎のコメント】

普段から親しくしており、俳優として活躍著しい小栗旬主演の話題作に出演させていただくことになり本当にうれしく気合いが入りました。本音を言えばレギュラーで関わらせていただきたかった(笑)。ですが台本を読み非常に演じがいのある役どころでもあり、少しでも作品のお力になれればと精一杯やらせていただきました。どうぞご期待ください!!

【プロデュース・東仲恵吾のコメント】
吉田鋼太郎さんに演じていただいたのは、どんな苦況にも毅然と立ち向かう主人公の父親役。主人公・啓示はおやじの背中を見て今があるので、主人公を描く上で必要不可欠な存在です。短いシーンの中で、主人公の強さの所以になる圧倒的な存在感と、その芝居力が必要な難しい役だと思いました。そんな中、真っ先に鋼太郎さんが浮かびました。鋼太郎さんならものすごくかっこいい衛になる。実際に演じてもらった衛は、想像の何十倍もかっこよくて、力強くて、頼りになる、かっこいい父親でした。ぜひご期待ください。

 原作は1973年に刊行された小松左京による不朽の名作「日本沈没」。刊行の翌年にはTBSでテレビドラマ化され、それ以降もドラマのみならず映画やアニメ、漫画などさまざまなかたちで語り継がれてきた。

 刊行から48年の時を経て、この原作に大きくアレンジを加えて放送される。

 原作でも描かれていた「環境問題」を、2021年バージョンとして今に照らし合わせて鮮明に描き出す。さらに、主人公を含め登場人物をオリジナルキャラクターにすることで、23年の東京を舞台にした、今だからこそ描くべき物語を展開。沈没という目に見えない危機が迫る中で「見出していく希望」をテーマに描いていく。

 撮影は今年の春にすでに終了している。

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