東京都の小池百合子知事が17日、都庁で行われた定例会議に出席。選挙期間中に無免許運転で人身事故を起こし、同日に書類送検された元都民ファーストの会の木下富美子都議を「言語道断」と非難した。

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　警視庁は、東京都議選の期間中だった今年7月に無免許運転で当て逃げ事故を起こしたなどとして、自動車運転処罰法違反と道交法違反の疑いで木下都議を書類送検した。木下都議は5、6月に都内で無免許運転を6回した疑いも持たれている。

　都議選では木下都議の激励に駆けつけていた小池知事は「まず無免許運転、さらに人にけがを負わせたことは、私としても一般的にも言語道断」と言及。「本来、範を示すべき人。厳しい現状を本人がしっかり受け止めていると思う。私自身、そういった方を応援したというのは恥じるべきこと」と、都議選期間中の自身の応援についても省みた。