元「さくら学院」の新谷ゆづみ&日高麻鈴、ダブル主演の映画公開が決定 共演に窪塚愛流ら

元「さくら学院」メンバーの新谷ゆづみと日高麻鈴が、映画「麻希のいる世界」でダブル主演を務めることが決まった。

映画「麻希のいる世界」で由希を演じる新谷ゆづみ(左)と、麻希を演じる日高麻鈴【写真:(C)SHIMAFILMS】
映画「麻希のいる世界」で由希を演じる新谷ゆづみ(左)と、麻希を演じる日高麻鈴【写真:(C)SHIMAFILMS】

「害虫」「さよならくちびる」で知られる塩田明彦監督の最新作

 元「さくら学院」メンバーの新谷ゆづみと日高麻鈴が、映画「麻希のいる世界」でダブル主演を務めることが決まった。

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 2022年1月29日から渋谷ユーロスペース、新宿武蔵野館ほかで公開を予定。1983年のデビュー以来、話題作を精力的に発表し続け、海外からの評価も高い塩田明彦監督の最新作となる。

 重い持病を抱え、生きることへの希望が持てない高校2年生の由希はある日、破局的で美しい歌声を持つ同級生の麻希と運命的に出会い、バンドを結成する。そこにひそかに由希へ思いを寄せる軽音部の祐介も加わり、由希の日常は一変していく――というストーリーだ。

 本作は、塩田監督作の中でも特にファンの多い「害虫」(02年)、「抱きしめたい―真実の物語―」(14年)、「さよならくちびる」(19年)を想起させる要素も多く、塩田監督の世界観が存分に表現された快心作に仕上がった。

 ダブル主演の新谷と日高。「さよならくちびる」で2人と出会った塩田監督が魅力を最大限に引き出すため彼女たちを想定して書いたオジリナル脚本で、2人は見事に演じ切った。

 共演には、今年から本格的に俳優活動をスタートし、みずみずしくも存在感を放つ窪塚愛流。さらに井浦新らが参加している。さらに、劇中歌をナンバーガールとして出演したFUJI ROCK FESTIVAL’21での演奏も話題となった向井秀徳が提供。塩田監督作品で向井の楽曲が流れるのは、「害虫」、「カナリア」(04年)に続いて3度目となる。

※日高麻鈴の「高」の正式表記ははしごだか

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