高橋幸宏と野宮真貴 映画「男と女」で憧れのファッションを語る

映画「男と女 人生最良の日々」が1月31日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国で公開される。1966年に製作された不朽の名作「男と女」。あれから53年後の2人の物語を、前作と同じキャストとスタッフで描いた注目作だ。この作品の特別試写イベントが17日都内で行われ、ミュージシャンの高橋幸宏と野宮真貴がゲストで登場し、今作の見どころや作品を通して「大人の恋の話」などを語るトークライブ全文の後編。前編では前作の「男と女」やルルーシュ監督についての印象を語ってもらったが、後編では野宮が憧れるエーメのファッションについても語った。

映画「男と女 人生最良の日々」のトークイベントに出演した野宮真貴、高橋幸宏
映画「男と女 人生最良の日々」のトークイベントに出演した野宮真貴、高橋幸宏

映画「男と女 人生最良の日々」高橋幸宏&野宮真貴トークイベント全文(後編)

 映画「男と女 人生最良の日々」が1月31日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国で公開される。1966年に製作された不朽の名作「男と女」。あれから53年後の2人の物語を、前作と同じキャストとスタッフで描いた注目作だ。この作品の特別試写イベントが17日都内で行われ、ミュージシャンの高橋幸宏と野宮真貴がゲストで登場し、今作の見どころや作品を通して「大人の恋の話」などを語るトークライブ全文の後編。前編では前作の「男と女」やルルーシュ監督についての印象を語ってもらったが、後編では野宮が憧れるエーメのファッションについても語った。

野宮「すごくチャーミングでしたね。前作ではアヌーク・エーメは、大人の憧れの女性像で、(私自身)あの映画の彼女の年齢をとっくに越えたいまでもそういう風に思ってますし、あとファッションも大いに影響を受けました。ベッドシーンの黒い下着とか憧れましたし、ムートンのコートとか…」

高橋「ムートンだよね。あのシンプルな」

野宮「あと黒のタートルの着こなし、センターパーツのボブヘア、クラシカルなアイラインのメイク、そして髪をかき上げる仕草とか、いろいろと影響を受けました」

――まさに今日の野宮さんはセンターパートのボブヘアですね。

野宮「そうなんですよ。ちょっと意識してました(笑)。今作は幸宏さんがおっしゃったアヌーク・エーメが髪をかき上げるシーンとかね。でも髪がほんとつやつやでふわっとして。さすがだなって。フランスの女性なのでメイクもさり気なく、でも赤い口紅をつけていて、それが女性の誇りのように感じました」

高橋「あそこのホテルに2回泊ったことがあって。26号室はないんだけど、星もついている高級ホテルで、大好きなんだけど、競馬があると武豊さんもあそこに泊まるみたいだし、ドーヴィル自体が可愛い街だから、もう虜ですよ」

作品の見どころや時代背景を語る2人
作品の見どころや時代背景を語る2人

胸の内は情熱でいっぱいなんだけど、実際会うとなかなか大人は難しい

――永遠の婚約者のような2人のあの部屋でのシーンは印象的でしたね。

高橋「僕は前作で好きだったのはトランティニャンが、クルマの中でずーっと頭の中で考えていたことと実際に起こることは違って…思わせぶりだったんだけど、まあそれでいいのかなって中学生ながらに思っていたんだけど、でもこうやって50年経って見ると、あらためてあれが良かったのかなって。あの後、女遊びがひどくて別れたっていうのも、なんか現実味があって良いのかなって(笑)」

野宮「私はアンヌが電報を打つシーン。いろいろ躊躇しているんだけど、最後には『愛してます』って電報を打つシーンで、それを受け取った彼が飛び跳ねるようにしてパーティー会場を嬉しさのあまり、出ていくシーンが、すごい好きです」

高橋「あのとき、アヌークがパリの街並みを1人で歩いているシーンがあって、そこでニコール・クロワジールが歌っているそのシーンがめちゃめちゃ良いんですよ。彼女の気持ちが揺れている感じが、その時は情熱でいっぱいなんだけど、実際会うとなかなか大人は難しいっていうね」

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