最新の映画動員ランキング（興行通信社調べ）が30日発表され、「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE　ワールド ヒーローズ ミッション」（東宝）が、28日と29日の土日2日間で動員12万8000人、興収2億400万円をあげ公開4週目にして初の首位を獲得した。

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　シリーズ歴代No.1ヒットを記念し、28日から第2弾となる入場者プレゼントが配布されていることが集客につながっているようだ。累計では動員181万人、興収24億円を突破している。

　2位には、土日2日間で動員8万9000人、興収1億3300万円をあげた「竜とそばかすの姫」（東宝）が先週の3位から再浮上。累計では動員401万人、興収55億円を突破した。

　先週首位でスタートを切った「かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～ファイナル」（東宝）は、土日2日間で動員8万2000人、興収1億1000万円で3位にランクイン。「ワイルド・スピード／ジェットブレイク」（東宝東和）は、土日2日間で動員7万1000人、興収1億1600万円で4位。累計では動員202万人、興収30億円を突破した。

　佐藤正午によるベストセラー小説を、「カイジ ファイナルゲーム」、「Diner ダイナー」「22年目の告白-私が殺人犯です-」など活躍目覚ましい藤原竜也の主演で実写映画化した「鳩の撃退法」（松竹）は、5位に初登場。共演は土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬ほか。監督はテレビドラマ・バラエティー・ミュージックビデオなどでも活躍しているタカハタ秀太が務めている。

　ほかの新作では、M・ナイト・シャマラン監督最新作「オールド」（東宝東和）が7位にランクイン。出演はガエル・ガルシア・ベルナル、ヴィッキー・クリープス、アレックス・ウルフほか。

「ゲド戦記」「コクリコ坂から」の宮崎吾朗監督による、スタジオジブリ初のフル3DCGアニメーション「アーヤと魔女」（東宝）は8位に初登場。声の出演は寺島しのぶ、豊川悦司、濱田岳ほか。

　既存作品では、9位の「東京リベンジャーズ」（ワーナー）が、累計で動員301万人、興収40億円を、10位の「映画クレヨンしんちゃん　謎メキ!花の天カス学園」（東宝）が、動員128万人、興収15億円を突破している。