THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの吉野北人と俳優の栁俊太郎が、9月7日から放送がスタートするMBS/TBSドラマイズム「トーキョー製麺所」に出演する。このほど、2人が合同取材に応じ、ドラマの魅力やそれぞれの印象を語った。

　同作はちょっぴり問題を抱えたうどんチェーン店「トーキョー製麺所」を舞台にした青春グルメ群像劇。うどんチェーンで働く5人の男女の奮闘記をシニカルかつコメディタッチで描く。吉野と栁のほか、奥野壮、秋田汐梨、江上敬子が出演する。

　主人公の赤松幸太郎はポマードヘアがトレードマーク。ホテルマンとして働いていたが、グループ会社のうどん店「トーキョー製麺所」への出向を命じられる。畑違いのうどん店の店長となる赤松役を演じる吉野は「監督から『あえてダサいイメージでやってほしい』と言われて、すごく戸惑いましたね。正直、今まで“かっこいい役”しかやってこなかったんですよ。普通に歩くところも、監督が実際にやってみてくれるんですけど、僕にはできないポテンシャルというか、勉強になります」と真剣なまなざしで語った。

　ある夢を追っている「トーキョー製麺所」のバイトリーダー・青井春翔役の栁は、自身の役を「生活費を稼げるくらい働ければそれでいいというだけの男なんですが、そこにめちゃくちゃ熱い店長が来てしまう。そこで新しく青井に価値観みたいなものが生まれて、変化が生じます」と説明し、「この部分は芝居をしていても楽しいですね」と振り返った。

　栁との共演の感想を聞かれた吉野は「ありのままの人だなという印象です。飾ったりもしないし、自分を持っている人だなとすごい感じていて、周りに流されずに堂々としているというか、すごい大人だなと思いますね」と回答。

　これに対し、栁は「いやあうれしいっすね。全然俺、オドオドしてるし」と笑いを誘いつつ「今の話を聞いてびっくりするくらい、（吉野は）堂々としています。主演の人って、生まれ持った輝きみたいなものが絶対あるんですよね。読み合わせのときから（吉野は）光るものがあるなと思っていたし、芝居もめちゃくちゃ堂々としてて、座長としてそのままでいてくれれば」と絶賛した。それを聞いた吉野は「マジっすか」とつぶやき、笑顔をこぼしていた。

「RAMPAGEのメンバーは何か話していましたか」という質問に及ぶと、吉野は「すごく喜んでいましたね」とにっこり。続けて、「でも、プレッシャーしかないですね。やっぱり今までは事務所の中でやっていたのですが、今回の作品は自分の力でしかできないことでしたし、自分の中で役者として深く考える部分も大きくなりました」と心境を明かしていた。

　今年4月で「MEN’S NON-NO」（集英社）の専属モデルを卒業した栁は「12年やったんですけど、仕事という感覚がなくて実家みたいな感じでした。それがなくなったので『あ、もう一人でやっていくんだな』という気持ちが強かったです」と決意を見せつつ、「同じメンノン（MEN’S NON-NO）出身の俳優でいっぱい頑張っている奴がいるんで、そいつらに追い付けるようにとか、負けないようにという気持ちはもちろんあります。そういうタイミングでこういうドラマに出会えて、もうモデルじゃなくて役者なんだという見方で見ていただけるように頑張ろうとは思いました」と語っていた。

○吉野北人
ヘアメイク：大矢佑奈（吉野北人）
スタイリスト：中瀬 拓外

○柳俊太郎
ヘアメイク：吉田太郎
スタイリスト：大島リク
ニット：10万4500円、SUGARHILL（4K[sik]）
パンツ」2万1450円、MR.OLIVE（MR.OLIVE PRESSROOM）
シューズ：1万4300円、NIKE SPORTSWEAR（NIKE カスタマーサービス）
その他スタイリスト私物