お笑いトリオ「四千頭身」（都築拓紀、後藤拓実、石橋遼大）が21日、都内で行われたアニメ映画「リョーマ！The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」完成披露舞台あいさつにサプライズで登場した。四千頭身の3人は、当日登壇していた同作の原作・製作総指揮を務めた許斐剛氏に直談判したところ、「公式応援団」として認められた。

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　3人は原作に登場する「青春学園」のジャージーを着用。都築が「サプライズタイム！」と宣言するも「誰も想定できないサプライズタイムで申し訳ないんですけど」と恐縮しながら登場した。

　3人の中でも特に大ファンだという都築が「個人的に大好きなので携わらせていただきたい。応援団を作ってもいいでしょうか。PRさせてください」とお願いするも許斐は「もっとアピールしてもらわないと」とチクリ。都築は「『テニスの王子様』の中では、メジャーかもしれませんが乾対柳の戦いが好きです。データテニスの乾がデータを捨てたんですよね。そして作中で唯一、眼鏡の下の目が出てくる。その目がすごいきれいだった。これがグッときた」と力説すると、会場からは大きな拍手が送られた。

　さらに、都築が「小学校低学年から『テニスの王子様』を読んでいて、この作品が好きで友だちができたこともあるんです。できれば僕らにPRさせていただけないでしょうか」とダメ押しすると許斐は「実は四千頭身が『テニスの王子様』が好きでいろいろなところで話してくれているのを知っていたんです。本当はですね。私から四千頭身の所属事務所・ワタナベエンターテインメントさんへ、ぜひ3人を応援団長にお願いしてたんです」と告白した。

　すると都築は、「好きな漫画に直接関わらせていただくのは初めてなんですけど、オファーを受けたからにはしっかりと頑張ってPRしていきたいと思います。ジャッカルが！」と叫び、会場を沸かせた。

　同作は、10月でテレビアニメ放送開始から20周年を迎える「テニスの王子様」の初の劇場3DCGアニメーション作品。全国大会決勝の死闘を制した3日後、越前リョーマ（CV：皆川純子）はさらなる高みを目指して武者修行のために単身渡米する。しかし到着早々、家族旅行で来ていた同級生の竜崎桜乃（CV：高橋美佳子）が、ギャングに絡まれている場面に遭遇する。彼女を助けようと放ったボールがきっかけで、リョーマと桜乃はタイムスリップしてしまう。

　当日は声優の皆川と神志那弘志監督も登壇した。同作は9月3日より全国ロードショー。