内野聖陽、西島秀俊のイジりに「モゾモゾした」 朝ドラ現場で呼ばれた別作品の役名

共演シーンについて語った内野聖陽(左)と西島秀俊【写真:(C)NHK】
共演シーンについて語った内野聖陽(左)と西島秀俊【写真:(C)NHK】

再会シーンを想像も「それはラブコメの定番でしょう」

 また、西島は「朝岡は、絶対に人に弱いところは見せない人物です。現実的な面もあり、精神的に非常に大人。ただ、自分の中で結論が出ない問題、誰にも言えない思いを抱えています。そんな朝岡を、耕治さんが救ってくれるんですよね、偶然会ったときに。多分最初で最後の、朝岡の本当のピンチに、耕治さんは救いにきてくれたんだなとうれしかったです」。

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 この話を受け、内野は「それについては、演じる上で僕は少しプレッシャーがありましたね。朝岡さんは悩みを表に出さずに心に閉まっておくタイプのはずなのに、耕治には話してくれます。このシーン、演じる上では、どうしたら朝岡さんが内に秘めていた悩みを語り始められるのかをずっと考えていました。耕治は、地元で大きな悲しみに遭遇していて、それを背負いながらもひたすら前向きに明るく未来を信じる、という生き方。そんな耕治の人柄の何かが朝岡さんの心にも何となく伝わって、あんなふうに話してくれたのかな、と思っています」と説明した。

 西島は「当初は、『おかえりモネ』では内野さんと一緒になることは多分ないだろうと思っていました。ただ、実際の共演シーンは朝岡にとって、すごく大切なシーンだったので、うれしかったです。共演するなら、もっと軽いシーンかなと思ってたんですけどね(笑)」と、振り返った。

 最後は2人が劇中で今後、再び会うシーンを想像。内野は「今度は宮城で、耕治が勤める銀行で会うかもですね(笑)。朝岡さんが気象の新ビジネスをはじめるのに資金がいるのでお金貸してくださいってたずねてくるとか(笑)」。一方の西島は「それはなさそうですね。自分の部下の父親のコネを使っちゃダメです(笑)。今度はひたすら、すれ違っているようなくだらないシーンがいいですね(笑)」とし、内野が「何度も2人とも街中ですれ違っているのに、お互い気づかない、みたいな」と語ると「それはラブコメの定番でしょう」と笑った。

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