RIZINバンタム級GP参戦中の金太郎が2回戦を予想 同じ大阪人の皇治とのMIXルール戦にも言及
皇治とのMIXルール戦は「盛り上がるんじゃないですか」
ともあれ、決勝戦で熱望していた皇治戦に勝利し、ワンナイトキックトーナメントに優勝した白鳥大珠は、後日、似たような体重の朝倉未来に対し、MIXルール(通常は1Rがキックルール、2RがMMAルール)での対戦も辞さないようなコメントを残しているが、同様に金太郎も、似たような体重の皇治とのMIXルール戦は考えられるのだろうか?
実際には現段階では一切そんな話はないと思われるものの、過程の話として振られた金太郎は、「盛り上がるんじゃないですか、それ」とまんざらでもない返答を見せ、「大阪でやったら多分、チケットは完売するでしょう」と続けている。
ならばと、皇治とのキックルール戦は? と尋ねたところ、「キックルールでやるんやったら、もうマネー次第ですね」と笑って見せながら、「僕は総合格闘家なので、MIXでもシンドいです」と本音をチラリ。
とはいえ、過去には格闘技界ではこれまで、未だに語り継がれるMIXルール戦が何試合も行われているだけに、タイミング次第では実現可能なマッチメイクではないかと思った次第である。
最後に金太郎が答えた井上戦への意気込みでこの項を締めくくろう。
「UFCを最近見ていると、何が起こるか分からないというか。常にそういう試合をしているじゃないですか。日本は予想されたら、だいたいそれが当たったりするというか。みんな予想してそれが当たったりっていう試合が多いので、UFCファイターを見習ったりして、自分もそういうところに出ている選手みたいに、予想を覆したいなっていう。覆したいっていうか、自分では絶対に(井上に)負けるなとは思わないので、自分を信じているから、周りからもめっちゃ言われるんですけど、そういうのは無視して、試合の日まで待っとけって思っているんですけど。自分を一番に信じているから、最後までそういう意識で行ってやろうと思っています」
果たして、金太郎は大みそかに開催を予定している決勝戦に駒を進めることができるのか。注目の一戦は、9月19日、さいたまスーパーアリーナでの「RIZIN.30」で行われる。