声優・土田玲央、少女漫画の影響で思春期はモテず「イケメンでないと通用しないです」
直筆で手紙のやりとりもできるアイドルプロジェクト「Prince Letter(s)! フロムアイドル」が9月12日に、ボイスドラマ本編と連動した新しい形態の公演「ストーリーライブ」をオンライン生配信し、デビューをかけた楽曲も初披露する。そのストーリーライブを記念して、亜月アキト役を演じる声優の土田玲央にプロジェクトの見どころやライブへの意気込みを聞いた。
アイドルプロジェクト「Prince Letter(s)! フロムアイドル」で亜月アキト役
直筆で手紙のやりとりもできるアイドルプロジェクト「Prince Letter(s)! フロムアイドル」が9月12日に、ボイスドラマ本編と連動した新しい形態の公演「ストーリーライブ」をオンライン生配信し、デビューをかけた楽曲も初披露する。そのストーリーライブを記念して、亜月アキト役を演じる声優の土田玲央にプロジェクトの見どころやライブへの意気込みを聞いた。(取材・文=梶原誠司)
同プロジェクトは、アイドルと直筆の手紙のやり取りもできる“音楽と手紙で紡がれるアイドルプロジェクト”だ。ボイスドラマのほかにもグッズ販売や音楽展開など、さまざまな活動を予定している。大きな特長は、それぞれのキャラクターと直に手紙のやり取りができること。公式通販サイトで販売している“文通キット”を購入し、彼らに手紙を書いて送ると、“アナタだけのために”書かれた返事が届く。
手紙をテーマにした今回のプロジェクトについて土田は「デジタルが主流の令和の現代に、あえて手紙をテーマにしているのが、古いけど新しいと思いましたね」と感想を述べる。これまでに直筆の手紙を書いたことがあるかどうか聞いてみると、「中学校の卒業式の時に、『親に手紙を書きましょう』というのがあって、書くことになったんです。思春期真っただ中だったこともあって、『ここまで育てて偉いんじゃん? これからもいろいろあるけど頑張ってください』って、なぜか上から目線で書いちゃいました(笑)。そういう斜に構えた感じのお手紙しか書いたことがないですね」と回想した。
ストーリーはアイドル育成学校「私立常和歌学園男子部」が舞台。土田演じる亜月アキト、yuzu(cv:堀江瞬)、冥王院シン(cv:土岐隼一)の落ちこぼれアイドルの3人が、ひょんなことからユニット「崖っぷちトリオ(仮)」を結成する。デビューをかけて定期公演「ノヴァ」に挑むことになるが、アキトにはアイドルとしての致命的な欠点があった……。彼らは無事、デビューを勝ち取ることができるのだろうか。
主人公のアキトは高等部2年生。ある約束をかなえるため、宇宙一のアイドルを目指している。どこまでも明るく、負けん気の強い性格だ。「いろいろ悩みは抱えていると思うのですが、誰かのために明るく振る舞うことのできる子なので、それがすごいなと思います」と土田はアキトの性格を分析する。しかし、自身の性格とは違うようで、「自分は根っからのネガティブ人間。ただ、影の部分も持っているのは共通点かもしれませんね」。アキトは明るい性格でありながらも心の傷を抱えている。難しい役柄かと思われるが、「アキトの芯にある部分は変わらないので、そこをぶらさずにできればと思う」と気合いを入れている。