小池都知事、新規感染5000人超に“気の緩み”指摘「消毒液が追いやられてませんか?」

東京都の小池百合子知事が6日、都庁で行われた定例会見に出席。感染拡大が止まらないデルタ株の猛威について、感染対策のさらなる徹底を呼び掛けた。

都庁で行われた定例記者会見に出席した小池百合子東京都知事【写真:ENCOUNT編集部】
都庁で行われた定例記者会見に出席した小池百合子東京都知事【写真:ENCOUNT編集部】

5日の都の新規感染者数は過去最多を更新する5042人を記録

 東京都の小池百合子知事が6日、都庁で行われた定例会見に出席。感染拡大が止まらないデルタ株の猛威について、感染対策のさらなる徹底を呼び掛けた。

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 前日5日の都の新規感染者数は過去最多を更新する5042人。史上初の“5000人超え”に、小池知事も「極めて事態はひっ迫していてひとごとではない」、「またかと言われるかもしれないが、デルタはまたかではない」と鬼気迫る表情で注意喚起。

 スーパー、百貨店、集客施設といった業界団体にはあらためて入場整理などの対策を要請したといい「お店一つ一つ同じこと。規模の大きさは関係ない。いつの間にか消毒液が片隅に追いやられてたりしてませんか? だんだん3密回避が『もういいや!』となっている。デルタ株にとってそれが好みやすい状況になってる」と各所の気の緩みを指摘する。

 都内の対流人口も前週後半から拡大しているといい、都民に向けても「マスクは不織布を顔にフィットさせる。フィットかルーズかで効果が全然違う。暑い中マスクするのは大変だが、するからにはきちんとつけることが大事。お盆休みが本当に大事な期間になる。法律上お願いという形になりますが、旅行、帰省は中止、延期を」と訴えた。

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