宮崎美子・9月29日発売記念アルバムの詳細が発表 34年ぶりレコーディングの新曲も収録
宮崎美子の歌手デビュー40周年記念アルバムの詳細が発表された。記念盤のタイトルは「スティル・メロウ ~40thアニバーサリー・アーカイブス」で9月29日にCD2枚組の通常盤と豪華特典付きの生産限定盤がリリースされる。
ラップにチャレンジした異色楽曲「タカラ本みりん」も初CD化
女優の宮崎美子の歌手デビュー40周年記念アルバムの詳細が発表された。記念盤のタイトルは「スティル・メロウ ~40thアニバーサリー・アーカイブス」で9月29日にCD2枚組の通常盤と豪華特典付きの生産限定盤がリリースされる。
宮崎は、1981年10月21日、シングル「NO RETURN」(作詞:八神純子・阿里そのみ、作曲:八神純子)でレコード・デビュー。同年12月にリリースしたファーストアルバム「メロウ」には、松任谷由実、渡辺真知子、矢野顕子、坂本龍一、吉田拓郎、鈴木慶一、南佳孝らが楽曲を提供した。83年までにシングル3枚とアルバム3枚をリリースし、いずれもシティポップの名盤として、今も高く評価されている。
40周年記念盤(CD2枚組)には、これら全作品が最新のデジタル・リマスター音源で収録される。同時に発売されるデラックス・エディション(生産限定盤)には、スペシャルCD&DVDとブックレットを付属。スペシャルCDには7月7日に自ら作詞を手がけ、34年ぶりにレコーディングした新曲「ビオラ」も収録される。同曲の作曲と編曲は、ハンバートハンバートの佐藤良成が担当している。
また、87年に近田春夫がプロデュースした「だからDESIRE」とカップリングの「タカラ本みりん」も吹き込まれる。宮崎がラップにチャレンジした異色の楽曲で、当時はEP盤レコードとして発売され、復刻が待ち望まれていた音源が、初めてCD化されることになっている。
DVDには、「ビオラ」レコーディングのメイキング映像と、YouTubeチャンネルで公開中の“歌のカレンダー”(童謡唱歌の歌唱映像)を収録。音声トラックとして、ファーストアルバム「メロウ」他のハイレゾ音源(96kHz/24bit)もレコーディングされる予定だ。
この他限定盤には、宮崎の最新インタビュー(当時のディレクターとの対談)、ディスコグラフィー等を掲載した別冊ブックレットが付いている。デビュー40周年を迎えた感謝の気持ちを込めて、ファンへの特別プレゼントの直筆サイン入りフォトカードが封入される。宮崎自身が、1枚ずつ手書きでサインを入れているプレミアものだ。