福山雅治「ガリレオ」が帰ってくる 最新作「沈黙のパレード」映画化決定 来年公開を予定
福山雅治が主演を務める「ガリレオ」映画化第3弾となる最新作「沈黙のパレード」の製作が決定した。
福山の映画主演は「マチネの終わりに」(19年)以来、3年ぶり
福山雅治が主演を務める「ガリレオ」映画化第3弾となる最新作「沈黙のパレード」の製作が決定した。
2007年、フジテレビ月9枠で放送された連続ドラマ「ガリレオ」(第1シーズン)。変人でありながら天才的な頭脳を持つ物理学者・湯川学を演じた福山の好演が反響を呼び、平均視聴率21.9%という高視聴率を獲得。翌08年公開された映画「容疑者Xの献身」は興行収入49.2億円の大ヒットを記録した。それから5年後、連続ドラマ「ガリレオ」(第2シーズン)が放送。13年6月には映画化第2弾となる「真夏の方程式」が公開となり、興行収入33.1億円の大ヒットをマーク。その年の興行収入邦画実写でNO.1を獲得した。
アーティストとしても俳優としても第一線を走る福山は20年、デビュー30周年を迎え、オリジナルアルバム「AKIRA」を発表。是枝裕和監督作品「そして父になる」(13年)、岩井俊二監督作品「ラストレター」(20年)と名匠とタッグを組み、俳優として存在感を確立している。そんな福山が、再び不可思議な事件を科学的な検証と推理で見事解決していく天才物理学者・湯川を演じる。映画主演は、「マチネの終わりに」(19年)以来、3年ぶりだ。
共演は、柴咲コウ。警視庁捜査一課の刑事であり、北村一輝演じる草薙俊平の部下で、理論よりも自らの直感や感情を信じて行動する、正義感あふれる熱血タイプの内海薫を再び演じる。
もちろん、湯川の大学時代の同期で、ガリレオシリーズを支えてきた北村演じる草薙もスクリーンに戻ってくる。
本作の原作は、ベストセラー作家・東野圭吾の累計1400万部を超えるガリレオシリーズ「沈黙のパレード」。かつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男が、新たな事件で容疑者として浮かび上がってくることから物語が始まる。米国から帰国し、教授となった湯川と草薙のさりげない友情、絆が本作でも強く描かれる。
監督は、「容疑者Xの献身」、「真夏の方程式」、「マチネの終わりに」と数々のヒット作品を世に送り出した人間ドラマの名手・西谷弘が務める。
撮影は、今月上旬からクランクインし、9月上旬にクランクアップ予定。公開は来年2022年を見込んでいる。