桃月なしこ、“自称アイドルヲタク”が売れないアイドル役で主演「なんとも私得な配役」

東映が映像配信作品ブランド「Xstream46」の第3弾として、話題のコスプレーヤー・桃月なしこ、女優の寺本莉緒、「モーニング娘。」の元メンバー、工藤遥の3人を起用した「ようこそ東映殺影所へ」を、8月13日の金曜日に配信することを発表。都内に実在する「東映東京撮影所」を舞台に撮影所ならではのロケーションとギミックで何度も楽しめるミステリーホラーが完成した。

ミステリーホラー「ようこそ東映殺影所へ」のビジュアル【写真:(C)東映】
ミステリーホラー「ようこそ東映殺影所へ」のビジュアル【写真:(C)東映】

ミステリーホラーの舞台は「東映東京撮影所」

 東映が映像配信作品ブランド「Xstream46」の第3弾として、話題のコスプレーヤー・桃月なしこ、女優の寺本莉緒、「モーニング娘。」の元メンバー、工藤遥の3人を起用した「ようこそ東映殺影所へ」を、8月13日の金曜日に配信することを発表。都内に実在する「東映東京撮影所」を舞台に撮影所ならではのロケーションとギミックで何度も楽しめるミステリーホラーが完成した。

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 売れないアイドルグループ「ウィッシュ」のリーダー・サキを演じるのは、「サカイ引越センター」のCMでもおなじみの桃月。「魔進戦隊キラメイジャー」の敵幹部・ヨドンナを演じ、スーパー戦隊史上初の敵役が主役のスピンオフ作品が作られるほどの人気ぶり。過去のインタビューではホラー映画で仲間を助けて亡くなる役を演じたいと話していたが、今作ではいかに。

 同じくウィッシュのメンバー・カホ役に選ばれ寺本は、現在多数のドラマに出演するが、東映作品の出演は初めてとなる。そしてウィッシュの3人目のメンバー・メイを演じるのは、国民的アイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバー、工藤遥。「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」のメインキャストとして過去に撮影所に通っていた彼女が、再び撮影所を訪れて目にしたものに注目だ。

 そして本作は撮影所ならではの見どころもポイントだ。舞台は東京・練馬区に実在する東映東京撮影所で、スーパー戦隊シリーズOGの彼女たちが、東映撮影所に帰ってくるという設定や懐かしいキャラクターが登場するなど、東映特撮ファンにはたまらない演出が数多く仕込まれている。

 ほかにも謎が多い撮影所の所長・皆川を演じるのは、実力派俳優の嶋田久作。劇中作品「ユガミII」の監督・ヤマモト役にベテラン俳優の田中要次が怪演。これまで数多くの東映作品に出演してきた2人の演技にも注目が集まる。

 公開されたメイン・ビジュアルは、不穏な表情を浮かべるチアガール姿の桃月、何かを見ておびえたようなナース姿の寺本、そしてメイド服に身を包んだ工藤が中央に配置されており、3人の後ろには、なにやら不気味にたたずむ着ぐるみらしきものが写り込み、「この撮影所 なにかがおかしい…」のキャッチコピーの通り、ミステリアスなデザインに仕上がっている。

 また予告編では、売れないアイドルの3人がなぜか東映の映画に抜ってきされ、撮影所を訪れるところから始まる。憧れの撮影所を楽しむ3人だったが、次第に不穏な空気が漂う。衝撃のラストカットは何を意味するのか。

○サキ役・桃月なしこ(ももつき・なしこ)のコメント

「ウィッシュというアイドルグループのサキ役を演じました、桃月なしこです。なんと普段アイドルヲタクをしている私がまさかのアイドル役、そして主演をさせて頂きました! しかも寺本莉緒ちゃん、工藤遥ちゃんというかわいいお二人とグループを組ませていただくというなんとも私得な配役!笑 本作はミステリーホラー作品になるのですが、私以前からホラー映画で仲間を助ける役がしたいと言っておりまして…果たしてその夢がかなうのか…はたまた全く違う役柄を演じているのか…。オール東映撮影所で撮影したので、東映作品が大好きな皆さんなら見たことある風景がたくさん映っているので、ぜひそこら辺にも注目して、私たちウィッシュの活躍を楽しんでいただけたらと思います! #ウィッシュしか勝たん!」

○カホ役・寺本莉緒(てらもと・りお)のコメント

「カホ役を演じました寺本莉緒です。控えめで常に誰かの一歩後ろを行く性格であるカホが東映撮影所で繰り広げられるさまざまな恐怖にどのように立ち向かっていくのか、果たして逃げ切ることはできるのか、ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです。私自身、東映作品、そしてホラー作品は初めてだったので先輩である桃月さん、工藤さんに助けられながらのびのびと撮影しました! 3人の逃走姿、そして東映撮影所のホラーな部分を存分にお楽しみください!」

○メイ役・工藤遥(くどう・はるか)のコメント

「2018年に1年間通い詰めた、慣れ親しんだ東映東京撮影所が舞台ということで、どこか実家のような安心感と母校のような懐かしさを感じながら、撮影していました。幽霊的な怖さというより、サイコホラーのような、精神的に追い詰められる要素が満載なので、メンタルを整えて、気合いを入れてご覧ください」

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