堀家一希が明かす「東京リベンジャーズ」の舞台ウラ コロナで延期、抗争シーンでケガも

人気コミックを北村匠海ら若手スター総出演で映画化した「東京リベンジャーズ」(公開中、英勉監督)。その中で、“パーちん”こと林田春樹を演じた堀家一希(23)は人気ドラマに相次いで出演する成長株だ。マッチョなパーちんを演じるため、15キロ増量し、筋肉をつける肉体改造を行った。

“パーちん”役を演じた堀家一希【写真:ENCOUNT編集部】
“パーちん”役を演じた堀家一希【写真:ENCOUNT編集部】

堀家一希インタビュー、人気コミックの映画化で肉体改造「1日4、5食で筋トレ」

 人気コミックを北村匠海ら若手スター総出演で映画化した「東京リベンジャーズ」(公開中、英勉監督)。その中で、“パーちん”こと林田春樹を演じた堀家一希(23)は人気ドラマに相次いで出演する成長株だ。マッチョなパーちんを演じるため、15キロ増量し、筋肉をつける肉体改造を行った。(取材・文=平辻哲也)

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「東京リベンジャーズ」は週刊少年マガジンで連載中の和久井健原作の人気コミックの映画化。うだつの上がらない主人公・花垣武道(北村)が10年前の高校時代にタイムスリップし、恋人ヒナタ(今田美桜)を救うために、ヤンキー同士の抗争の渦へ入っていく。パーちんは、抗争の火種となるキーパーソン。映画ではコミックの再現度の高さが話題になったが、パーちんも激似と評判だ。

「すごく頑張りましたね。撮影の2、3か月前から、1日4、5食で、プロティンを飲んで筋トレ。いつもは60キロの体重を75キロまで増やしました。1回食べすぎて、吐いたこともありました。事務所や友達のサポートもあって、なんとか続けられた感じです。それがなかったら、できなかったです」

 パーちんは東京卍會(まんじかい)の創設メンバーで切り込み隊長。親友が対立するグループ「愛美愛主(メビウス)」に袋叩きにされたことから、敵討ちをしようと決意。総長の長内とタイマンを張るが、あっさり負けてしまう……。

「役が決まった時、すごいプレッシャーはありました。めっちゃスタイリッシュなチームの中にあって、パーちんは泥くさい、真っすぐな男。僕もバカ真面目なところがあって、あまり器用なことはできない。真っすぐに物事を考えるところは似ている気がします。けんかはしないですけどね」

 英監督からは「適当に怒ったり、舌打ちしてもいいよ」とアドリブ許可も。「監督は本当に映画好きで、現場を楽しくしたいと思ってくださったんです。ありがたかった反面、正直、大変でした。ちゃんと役を理解していないと、キャラの性格とつながらなくなる。でも、楽しかったですね」。

 現場では北村を始め、山田裕貴、吉沢亮ら人気若手が勢ぞろい。「みなさんオーラが違うので、めっちゃ場違いなんじゃないかと、最初は不安もあったんです。12、1月の寒い時期でストーブの輪に入るのにもためらいがありましたが、全然ウェルカムでした。『続編やるなら、次は誰がパーちんをやるんだろね』といじられたりもしました。僕は千鳥さん風に、『わしがやる、やらせて』と返していました」と笑う。

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