ウルトラマン最新作「トリガー」が「仮面ライダー」から受けた指針 ヒーロー演じる秘訣
『ウルトラマントリガー』が10日午前9時よりテレビ東京系列で放送がスタートする。「NEW GENERATION TIGA」の副題から見ても分かるように本作品は、2021年で誕生から25周年を迎えた「ウルトラマンティガ」のコンセプトを受け継いだものだ。しかも本作品の放送開始日でもある7月10日は「ウルトラマンの日」。これは55年前の1966年、「ウルトラマン前夜祭ウルトラマン誕生」にて、テレビに初めて登場した記念日でもある。
10日午前9時から『ウルトラマントリガー』がスタート
『ウルトラマントリガー』が10日午前9時よりテレビ東京系列で放送がスタートする。「NEW GENERATION TIGA」の副題から見ても分かるように本作品は、2021年で誕生から25周年を迎えた「ウルトラマンティガ」のコンセプトを受け継いだものだ。しかも本作品の放送開始日でもある7月10日は「ウルトラマンの日」。これは55年前の1966年、「ウルトラマン前夜祭ウルトラマン誕生」にて、テレビに初めて登場した記念日でもある。
そんな由緒あるウルトラマンシリーズ最新作『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』の主人公・マナカ ケンゴ役を務めるのは寺坂頼我。人気ボーイズグループ祭nine.のリーダーでもある寺坂だが、今回は放送開始を前にした寺坂を直撃。その見どころと意気込みを聞いてみた。(取材・文=“Show”大谷泰顕)
「ケンゴ役の寺坂です」
そう言って取材陣の前に現れた寺坂は、怪獣災害に立ち向かうエキスパートチーム「GUTS-SELECT」の隊服に身を包んでいた。
「これを着ると、普段着ない衣装で気が引き締まるんです。スタッフさんに聞いた話だと、歴代の隊員が着る服も引き継がれているそうです。要は、夏は暑くて、冬は寒い(苦笑)。もう寒いのは経験したので、これからは暑さですね。スタッフさんからは『夏、大変だからね』と言われています」
先述通り、寺坂は祭nine.のリーダーを務めているが、実は祭nine.も普段は学ランを着ており、同じように夏は暑くて冬が寒い。
「その辺の共通点を感じながら撮影をしています」
さて、初歩的な話ながら、「ウルトラマン」といえば男の子なら誰もが憧れるヒーローだが、寺坂はどうだったのか。
「子どもの頃からヒーローになることが念願でした。世代で言うと、『ウルトラマンメビウス』になるんですかね。その頃からヒーローに憧れていましたね」
では、自分がウルトラマンを演じると決まった時の心境は?
「事務所の社長から直接電話で知らされたんです。オーディションがあって、その結果を気にしながらすごしていたんですけど、その日はマネジャーさんから何気なく事務所に呼び出されて。珍しく真顔なマネジャーから『社長から電話なんだよね』って言われて、電話に出たら『ウルトラマンおめでとう!』って。最初は言葉が出ませんでした」
思ってもいないサプライズ発表だったが、電話を切った後にさらなる驚きが待っていた。
「電話を切ったらマネジャーも涙しながら喜んでくれたんですけど、次の瞬間、『実は3日前くらいから知っていたんだ』って言うんです。僕はその間、相談もしていたんですよ。『オーディションの結果、どうなりましたかねー?』って。そしたら冷静な感じで『まあ、そういうのは役との出会いだからねー』って言われて(笑)」