女優・関水渚は元高校野球部マネジャー 「夜中の2時くらいに…」驚きの思い出を告白

同級生の誘いからノリで野球部のマネジャーに【写真:山口比佐夫】
同級生の誘いからノリで野球部のマネジャーに【写真:山口比佐夫】

高校時代は野球部マネジャー、一番印象に残っているのは「合宿で……」

――関水さんが高校時代、野球部のマネジャーを選んだのはなぜですか。

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「中高一貫校に通っていたのですが、中学時代に仲良くしていた男の子が野球部に入って、『マネジャーが必要だからやらないか』と誘われて。そのときは入っていた陸上部をやめて時間もあったので、『じゃあやろうかな』というノリで始めることになりました」

――マネジャーは大変な仕事だと思うのですが、“ノリ”で入部したからのギャップはいかがでしたか。

「すごかったですね(笑)。特に、私が入部する前までは全然厳しくない監督だったのですが、ちょうど熱血な先生が入られて。月曜日から土曜日まで練習をして、日曜日は絶対に練習試合でした。朝練も毎日あったので、修学旅行の翌日はすごく眠かったです」

――一番印象に残っている出来事はありますか。

「合宿ですね。先生が深夜に突然バッティング練習をするんです。みんな、夜10時に寝たはずが、夜中の2時くらいに起きて練習してまた寝る、みたいな。あれは若くないとできないですね(笑)」

――ドラマには元一流プロ野球選手の方々が出演されていますが、一緒に撮影に参加していかがでしたか。

「とある選手のセリフで、『キミ、自分のチームが好きじゃないの?』という言葉があったのですが、これはチームでなくても共通する話だと思います。『ここで本当にやめちゃっていいのかな』とか『正直な気持ちじゃないのに逃げちゃっていいのかな』とか、いつか壁にぶち当たったときに考え直すことのできるセリフだと思いました。

 1話では岡島秀樹さんが登場します。岡島さんのセリフは、努力してもうまくいかないときや思ったようにいかないときにとてもいいなって。みんな1人ではないし、見てくれている人がいるって思えるのはとてもすてきだと思います。どの選手もとても明るくて、前向きで、撮影にもすごく一生懸命挑んでいらっしゃったので、その姿を見て現場の空気も明るくなりましたし、私自身もすごく前向きになれました」

――「ライフ・イズ・ベースボール」が作品のキーワードです。関水さんにとって、野球とはどんな影響を与えてくれるものでしょうか。

「マネジャーの経験はありますが、野球のプレーには関わったことがなかったので、これまでキャッチボールもしたことがありませんでした。今回初めて練習をしてみて、すごく楽しいことに気づいて……。子どものころからこの楽しさを分かっていたら、きっとハマっていただろうなと思います。私はあまり関わってこれなかったものですが、多くの子どもたちに挑戦してみてほしいなと思います!」

□関水 渚(せきみず・なぎさ)1998年6月5日、神奈川県生まれ。2017年に「アクエリアス」のCMでデビュー。19年には映画「町田くんの世界」の主演の座をオーディションで射止め、第74回毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞、第62回ブルーリボン賞新人賞などを受賞。テレビ東京系ドラマ「八月は夜のバッティングセンターで。」(7月7日放送開始)で連続ドラマ初主演を務める、今人気急上昇中の若手女優。

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