シン・エヴァ「7・21」で終映へ 庵野監督が参加のフィナーレ舞台&オンラインイベント決定

公開中の映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(庵野秀明総監督、配給:東宝、東映、カラー)が、一部劇場を除き、21日をもって終映を迎えることが決まった。“ラストラン”は最終局面を迎える。

真希波・マリ・イラストリアスと渚カヲルのミニポスターのサンプルビジュアル【写真:(C)カラー】
真希波・マリ・イラストリアスと渚カヲルのミニポスターのサンプルビジュアル【写真:(C)カラー】

7月1日までの興行収入は96.5億円、観客動員数は632万人を突破

 公開中の映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(庵野秀明総監督、配給:東宝、東映、カラー)が、一部劇場を除き、21日をもって終映を迎えることが決まった。“ラストラン”は最終局面を迎える。

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 本作は、3月8日の公開から7月1日までの116日間累計で興行収入は96.5億円、観客動員数は632万人を突破。目標の「100億円」に近付いている。

 6月12日からはラストラン企画が始動。入場者プレゼントとして公式謹製36ページ冊子「EVA-EXTRA-EXTRA」(A4)の配布や、新バージョン「EVANGELION:3.0+1.01」、エヴァ史上初のドルビーシネマ上映開始の“3本立て”がスタート。さらに、“最後の”入場者プレゼントとして、A4サイズのキャストサイン入りミニポスター「真希波・マリ・イラストリアス」バージョンまたは「渚カヲル」バージョンも配布中だ。

 こうした中で、終映のタイミングが決まった。2度に及ぶ公開延期や、上映中の緊急事態宣言など、度重なる逆境があったが、「100億円」までのラストスパートを続けている。

 今回、新たな2つのイベントが決まった。

 まずは、6日に実施する「続0706作戦」だ。2019年7月6日、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」0706作戦と題して、パリ・ロサンゼルス・上海・札幌・東京2か所・名古屋・大阪・博多で「シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT1(冒頭10分40秒00コマ)0706版」の世界上映、日本においてはすべて屋外での上映という前代未聞のイベントが行われた。あれから2年、新型コロナウイルス禍のため、同じようなイベントは実施できないものの、オンラインでの開催となる。

 カラー公式YouTubeチャンネルからのプレミア配信で第1部は午後8時から、これまでで最長となる「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の冒頭配信や、クライマックスである「初号機VS第13号機対決シーン」映像の裏側メイキング(約1分)を配信。午後9時からの第2部は、6月21日25時からニッポン放送で生放送された「シン・エヴァンゲリオンのオールナイトニッポン」をディレクターズカット版として特別配信する。生放送では時間の関係でカットせざるを得なかった、キャストメッセージをできる限りそのまま届けるディレクターズカット版だ。

 さらに、11日には新宿バルト9でフィナーレ舞台あいさつが決定した。碇シンジ役の緒方恵美、葛城ミサト役の三石琴乃、赤木リツコ役の山口由里子、碇ゲンドウ役の立木文彦といったキャストに加えて、庵野総監督も参加。2回の舞台あいさつを予定しており、フィナーレの名にふさわしい濃密な時間を届けることになる。

次のページへ (2/2) 【写真】碇シンジと葛城ミサトが描かれた「EVA-EXTRA-EXTRA」(A4)表紙
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