AKB48グループ新ユニット「Nona Diamonds」 新曲「はじまりの唄」にはせる思い

AKB48グループの中で最も魅力的な歌い手を決める「第3回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」のファイナリストLIVE出演メンバー9人が、新ユニット「Nona Diamonds」として、6月30日にオリジナル曲「はじまりの唄」をリリース。AKB48グループ歌唱力No.1決定戦の第1回優勝者であるSKE48野島樺乃、第3回優勝者であるSTU48 2期研究生の池田裕楽を直撃し、“デビュー”への思いを聞いた。

「Nona Diamonds」の野島樺乃(右)と池田裕楽【写真:小田智史】
「Nona Diamonds」の野島樺乃(右)と池田裕楽【写真:小田智史】

歌唱力No.1決定戦ファイナリスト9人が「Nona Diamonds」としてデビュー【対談前編】

 AKB48グループの中で最も魅力的な歌い手を決める「第3回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」のファイナリストLIVE出演メンバー9人が、新ユニット「Nona Diamonds」として、6月30日にオリジナル曲「はじまりの唄」をリリースした。

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 ボーカルグループ「ゴスペラーズ」の黒沢薫氏が作詞・作曲を手掛けた曲は、幅広い音域、ハモリ、フェイクなどさまざまなポイントが散りばめられ、歌割もそれぞれに細かく分けられている。AKB48グループ歌唱力No.1決定戦の第1回優勝者であるSKE48野島樺乃、第3回優勝者であるSTU48 2期研究生の池田裕楽を直撃し、“デビュー”への思いを聞いた。(取材・文=小田智史)

――今年3月に開催されたファイナリストLIVEでの初披露から約3か月、ついにオリジナル曲「はじまりの唄」でCDデビューとなりました。

野島樺乃(以下、野島)「今までのファイナリストLIVEは、あの舞台で完結するイベントでした。今回は『はじまりの唄』が発売されることもあって、こうして(池田)裕楽ちゃんに会えたり、レコーディングでほかのメンバーに会えるのが楽しくて。ファンの方にとっても振付がない曲は新鮮だと思うので、たくさん聴いていただけたらうれしいです」

池田裕楽(以下、池田)「ファイナリストLIVEで披露してから何か月も経つんですけど、改めて映像を見ると、あのときの感動、ステージに立って歌えた幸せな気持ちが今でもよみがえってきます。どんな出来事が待っているんだろうとワクワクしています」

――レコーディングでは、作詞・作曲を手掛けたゴスペラーズの黒沢さんからどのようなリクエストがありましたか?

池田「黒沢さんはずっと優しかったです(笑)。いいところをほめてくださるし、こうしたらもっと良くなるんじゃないかなと思っていることを黒沢さんに相談したら、『〇〇したらいいんじゃない』『こういう雰囲気だから、このままの歌い方で全然大丈夫だよ』とアドバイスをたくさんいただきました」

野島「ファイナリストLIVE後の囲み取材で、黒沢さんは『一番要求を出したから、嫌われたらどうしようとドキドキしていた』とおっしゃっていたんですけど、裕楽ちゃんも言ったように、本当に優しいんです! 私が歌っているフレーズの『こんなふうにきっと 笑いたかったんだ』は、歌詞としては分かりやすい感情なんですけど、『もっと絞り出すような感情で歌にメリハリをつけてほしい』というアドバイスをいただきました。『歌にメリハリってどうすればいいんだろう?』と混乱しながらレコーディングしていた中で(笑)、歌えたときには『今のはすごく良かった』と。改善点を指摘してくださるうえに、そのあとに褒めてもくださって、私たちが歌いやすい環境を作っていただきました」

次のページへ (2/4) AKB48グループ歌唱力No.1決定戦の第1回優勝・野島と第3回優勝・池田が持つお互いの印象は?
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