【ズバリ!近況】独特な動きとファッションで目立っていたウォーキング・トレーナーのデューク更家の今
新型コロナウイルス感染症拡大以降、運動不足解消のため、街でウォーキングやランニングをする人をよく見るようになった。ウォーキングといえば20年ほど前、両手を頭上高く組み、左右に身体をひねりながら歩く独特なウォーキングを披露する男性がテレビで引っ張りだこになっていた。デューク更家さん(67)だ。デュークさんはたしか、モナコと日本を往復する生活をしていたはず。このコロナ禍ではどうしているのか。東京都内でデュークさんに会い、近況を聞いてみた。
コロナ流行に入ってから家族と離れずっと日本にいる
新型コロナウイルス感染症拡大以降、運動不足解消のため、街でウォーキングやランニングをする人をよく見るようになった。ウォーキングといえば20年ほど前、両手を頭上高く組み、左右に身体をひねりながら歩く独特なウォーキングを披露する男性がテレビで引っ張りだこになっていた。デューク更家さん(67)だ。デュークさんはたしか、モナコと日本を往復する生活をしていたはず。このコロナ禍ではどうしているのか。東京都内でデュークさんに会い、近況を聞いてみた。(取材・構成=中野裕子)
コロナがはやりだした1年半前からモナコに帰れなくなって、ずっと家族――奥さんと29歳の長女、19歳の次女――と離れたまま、1人で日本にいます。寂しいですね。夜、外へ飲みに行くこともできませんしね。僕は陽気なタイプですが、さすがにつらいです。しょうがないから毎晩、1人で柿ピーをつまみながらお酒飲んでます(笑)。炭酸風呂入って、本を読んで、午前3時に寝て、朝は9時までには起きる……そんな生活を続けてますよ。
上の娘が去年イギリス人と結婚し、下の娘は大学1年生。孫はまだです。孫ができたらかわいくて、僕もずっと娘らのそばへ行きっぱなしになるかもしれませんね(笑)。もともと、子ども大好きですから。
行きっぱなしは冗談で、一生、日欧を往復しながら現役で、80歳までは身体を動かして教える現役でいたいですね。ウォーキングのインストラクターとして、去年の緊急事態宣言中もずっとオンラインレッスンをしていました。最近は対面の教室も、人数を減らして再開しました。東京、大阪、広島など全国に弟子がいるので、教室は全部で約120か所ありますから。ほかにもセミナーやイオンモールのウォーキングイベント“モールウォーキング”を10年ぐらい続けています。そのおかげか分かりませんが、以前より街を歩く人の歩き方を見ると、良い人が増えたと思います。うれしいかぎりです。