香港版「おっさんずラブ」（香港版のタイトルは「大叔的愛」）が日本でも「TELASA（テラサ）」や「テレ朝動画」、「CSテレ朝チャンネル」で配信・放送されることが決定した。

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　女好きだけどモテない33歳のおっさん主人公・春田創一（田中圭）が突然、ピュアすぎる乙女心を隠し持つ“おっさん上司”黒澤武蔵（吉田鋼太郎）と、同居している“イケメンでドSな後輩”牧凌太（林遣都）に告白されることから始まる胸キュン・コメディー「おっさんずラブ」。2018年4月期に連続ドラマとしてテレビ朝日系で放送されるや、世の人々を底なしの沼へといざない、社会現象を巻き起こした。

　その「おっさんずラブ」が今年、香港で「大叔的愛」として初リメイクされた。メインビジュアルの構図もオリジナル版をほぼ踏襲するなど、オリジナルへのリスペクトにあふれた作品。と当時に、リメイク版ならではの“新たなお楽しみ”も付属した。全7話だった日本版オリジナルに、香港版ならではの新エピソードも追加し、全15話のめくるめく純愛ストーリーをつむぐ。

　香港版「おっさんずラブ」は、キャストも超豪華。香港版・春田創一となる主人公「田一雄」をイードン・ルイ、香港版・牧凌太＝「凌少牧」をアンソン・ロー…と、香港の人気ダンスグループ「MIRROR」のメンバーが熱演。また、香港版・黒澤武蔵＝「KK」を、香港の人気俳優ケニー・ウォンが演じる。

　本編はすでに完成し、6月28日から香港のテレビ局「ViuTV」で放送がスタート。そして、日本にもこの秋上陸予定することが決まった。

　2月に「ViuTV」で開催されたプレスイベントで、香港版のプロデューサーは「人気の日本ドラマ『おっさんずラブ』をリメイクする機会を得て大変うれしいですが、オリジナルの脚本が非常によくできているため、プレッシャーを感じています。香港版は人物と役柄の間の感情をより豊かにし、話数は7話から15話に増加、コメディー要素の誇張は継続させ、オリジナルを観ていた視聴者にも新鮮さを感じてもらい、新たに楽しんでもらいたい」と魅力を語っている。